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株式会社 ポッカコーポレーション 群馬工場

作業ミスをなくすためのシステム導入が、商品の安定した品質維持に大きく貢献

株式会社 ポッカコーポレーション 群馬工場

「ポッカレモン」「ポッカコーヒー」など消費者に広く親しまれる飲料や食品のメーカーとして知られているポッカコーポレーション。同社の群馬工場では、常に安定した品質の商品提供を念頭に、原料の取違えや計量・投入時の作業ミスをなくすためのシステム構築に着手。その取組みの結果、作業ミス発生の可能性を最小限に抑えるとともに、各製造ライン間での柔軟なオペレータ配置が可能となりました。

商品の品質を維持するために、調合工程での作業ミス防止が不可欠

1957年の創業以来、190g缶コーヒーの先駆け的な存在である「ポッカコーヒー」の製造や、世界初のホット/コールド双方の飲料に対応した自動販売機を開発するなど、常に進取の精神で飲料・食品事業に取り組んできた株式会社 ポッカコーポレーション。現在、「お客様にいつも感動を提供する」という経営理念の下、創業の原点である「ポッカレモン」を中心とした「レモン事業」をはじめ、「コーヒー事業」や「スープ事業」などの領域でビジネスを展開しています。

同社の群馬工場は、1991年に操業を開始。名古屋工場と並ぶ飲料・食品生産の拠点として、缶コーヒーやペットボトル飲料、カップ入りスープなどの製造ラインを有し、主に東日本地域に向けて供給される飲料や食品など、ポッカの主力商品の製造を担っています。

「商品・製品の安全・安心の確保はもちろん、お客さまが期待する“味”の商品を、安定的に提供し続けるために品質維持は重要な課題です。これに対し当工場では、厳格な規格値といった指標を設けて、徹底した品質管理に努めています」(三枝氏)

商品・製品の品質維持に向け、製造工程の中でも特に重要なプロセスとなるのが、独自のレシピに基づいて、定められた原料を所定量投入し、加工するという調合工程です。この工程では、原料の取違えは言うまでもなく、お客さまの期待する味を安定的に供給するため、微細な計量ミスなども避けなくてはなりません。

「特に当工場の場合、調合タンクが2万~3万リットルという大容量であるため、仮に原料取違えなどのミスがあれば、作業の手戻りだけではなく、製造途中のものを廃棄することになるためコストの面でも甚大な損害が生じてしまいます。品質維持、リスク回避の両面から、調合工程でのミスを根絶するための対策が求められていました」(玉利氏)

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2012年06月号に掲載されたものです。