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信濃毎日新聞社 本社ビル

24時間ノンストップのビル運用に徹底して応えるBAシステム

信濃毎日新聞社 本社ビル

信濃毎日新聞社 本社ビル

信濃毎日新聞社は、長野市官庁街の中心である県庁前に、市内トップクラスの高さを誇る新本社ビルを2005年(平成17年)4月に竣工させました。前面の緑豊かなアプローチを入った1階には広いロビーが開け、情報検索コーナーや喫茶スペースが設けられ、読者に対する情報サービスや憩いを提供できるようになっています。そこには、「県紙」として市民との豊かなコミュニケーションを作り上げていこうとする姿勢がうかがえるといえましょう。

「新聞社の社屋というのは、一般のオフィスビルと異なり、24時間ノンストップ、ノンダウンという高い運営機能が求められる、いわば“ニュース工場”ともいうべき特別な空間です。その安心と安全と快適をどう実現するかが、大きな課題でした」(山崎総務部長)

建物を免震構造にしたのもこうした理由からですが、新聞社としての特別な空間を高度に維持するために同社では、新本社ビルのビルディングオートメーション(BA)システムとして、山武のネットワークBAシステムsavic-net™ EV model30を2台、ビルエネルギー管理システム1台を採用しています。今回の採用にあたっては、同社が県内2カ所に展開する新聞印刷工場において、既に山武が高い実績を上げていたことも背景にありました。

「新聞社のビルにおける稼動ピークは朝刊制作にあたる深夜です。そのため、昼間のビジネスビルとしての機能、深夜の“ニュース工場”としての機能の両方が求められます。そうした運用の中で、快適性の提供には“社員に我慢を強いることのない省エネルギー実現”のためのシステムが必要でした」(千野副委員長)

温度変化の著しい長野の気候に合わせ、さわやかな信州の空気を外気冷房などに取り込むなど、省エネルギー実現のための工夫が数多くシステムに反映されています。と同時に、稼働時間の長いビルとして、ビルエネルギー管理システムによりエネルギー量を原単位で克明に記録し、将来の省エネルギー計画立案もスタートさせています。

「情報発信基地として、最新コンピュータによる新聞制作システムのノンダウンを確保できる信頼性、また言論の自由を守るための高いセキュリティ機能による安全性もまた、新聞社の本社ビルとしては欠かせません」(小沢氏)

ノンダウンに向けては、受変電設備から室内照明までを含めた徹底した電気設備の二重化を行うと共に、山武の総合ビル管理サービスの拠点であるBOSSセンターと結んだ広域監視サービスを採用し、ユビキタス環境での監視制御を図るなど、徹底した対応をとっています。

「かつて施設担当者は、本社ビルの近くに住むという暗黙の了解がありました。しかし今回、ネットワーク機能を活用した監視制御システムの導入により、いつでもどこでもユビキタス環境の中で、遠方からでも本社ビルの管理運営が可能な体制を作り上げることができたといえます」(千野副委員長)

長野県初の鉄筋コンクリートビルとして1923年(大正12年)に建設したこれまでの本社屋においても、信濃毎日新聞社では、ノンダウン、ノンストップ実現のためにレベルの高い運用ノウハウを構築してきました。

「旧社屋での運用ノウハウを新しいシステムの中に高水準で取り込むことができたと思っています。今回導入した最新のシステムが、今後さらに、信濃毎日新聞社としての高度なビル運用の展開につながると考えています」(山崎総務部長)

活気あふれる編集局

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※2012年3月以前の情報は、旧名称が使われているケースがあります。ご了承ください。
この記事は「Savemation(セーブメーション)」(現:azbilグループPR誌「azbil」)の2005年05月号に掲載されたものです。