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シンガポールフライヤー

空調設備の集中監視と最適制御により
アミューズメント施設の快適性を安定確保

Singapore Flyer

シンガポールのランドマークとして知られるシンガポールフライヤー。高さ165メートルの世界最大級の大観覧車を中心に展開されるこの施設では、空調設備の安定稼働を支援する機器の集中監視や、要求量に応じた冷凍機の台数制御などを実施することで、利用客に対して常に快適な空間を安定的に提供できる体制を整えました。

世界最大級の大観覧車を中心に展開されるアミューズメント施設

東南アジアのマレー半島南端に隣接するシンガポール島を中心に周辺の島々から成るシンガポール。東京23区とほぼ同じ大きさの国土には、約507万人(2010年)が暮らしており、全人口の4分の3以上を占める華人(中華系)をはじめ、マレー系やインド系といった異なる民族性や信条を持つ人々が互いに共存し、国際色に富んだ都市国家を形成しています。別名「ガーデンシティ」とも呼ばれるその緑豊かな街並みに、近代的な摩天楼が数多く林立するその景観は、世界中から訪れる多くの人々を魅了しています。

シンガポールの新たなランドマークとして、総工費2億4000万シンガポールドル(日本円で約157億円)を費やして、2008年4月15日に開業したのが、世界最大級の観覧車であるシンガポールフライヤーです。その設計に当たっては、日本の黒川紀章建築都市設計事務所がデザインを担当しました。

「高さ165メートル、1周の所要時間約30分というこの大観覧車には、定員28名を収容できるキャビンが28個備えられ、空調や紫外線保護の設備も完備。飲食物の提供も行っており、結婚式やプレミアムスカイダイニング、シャンパンフライト、誕生日パーティといった貸切用途でも数多くのお客さまにご利用いただいています」(Low氏)

また、観覧車周辺には、噴水のあるアトリウムや屋外コンサートスタジアムなどを備えた3階建ての店舗エリアが敷設されており、合計約8万2000平方フィート(約7618平方メートル)を有するその敷地内では、年に1度のF1グランプリ開催のほか、様々なショップやレストランなどが軒を連ね、連日、行楽や買い物に訪れた人たちでにぎわっています。これら店舗エリアを含めたシンガポールフライヤーの施設全体での利用客は、年間100万人以上にも上ります。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2011年10月号に掲載されたものです。