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パシフィックゴルフマネージメント株式会社

熱源設備の燃料転換を軸に利用客の快適性を損なわずに省エネルギーを実現

パシフィックゴルフマネージメント株式会社

日本全国に120以上のゴルフ場を保有・運営するパシフィックゴルフマネージメント。同社では、関西を代表するゴルフ場として知られる大宝塚ゴルフクラブにおいて本格的な省エネ施策に着手。NEDOが公募する住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業の補助金を活用し、熱源設備を重油から電気へ燃料転換するなどの対策を行い、目標値を大きく上回る省エネルギーを達成しています。

改正省エネ法を契機として、全社的な省エネルギーを推進

中央監視室に設置されたsavic-net FX mini。今回導入した熱源設備の運転状況の監視や制御、およびエネルギーデータの収集が一元的に行えるようになっている

中央監視室に設置されたsavic-net™ FX mini。今回導入した熱源設備の運転状況の監視や制御、およびエネルギーデータの収集が一元的に行えるようになっている

日本最大級のゴルフ場運営会社としてマーケットを牽引(けんいん)するパシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下、PGM)。ゴルフ史に輝く数々の名勝負で人々の記憶に残るトーナメントを開催したコースをはじめ、難易度の高いコースや家族で楽しめるコースなど、個性豊かな120以上のゴルフ場を全国各地に展開し、利用者の多彩なニーズに応えています。

2010年4月に改正省エネ法※1が施行されるまでは、PGMが保有するゴルフ場一つひとつはエネルギー管理の対象外となっていました。しかし、改正省エネ法で管理基準が事業所単位から企業単位へ変更になったことで、会社として保有するゴルフ場すべてを含めたエネルギー管理が必要となりました。PGMでは、これを契機に社会的責任を果たすべく省エネ活動に本格的に取り組むことになりました。

「省エネ法では、エネルギーの使用状況に関する定期報告とともに、年間1%のエネルギー削減という企業努力を求めていますが、ゴルフ場をご利用いただくお客さまに不便を強いたり、快適性を犠牲にするというわけにはいきません。お客さまに快適に過ごしていただきながら省エネ化を進めるために、省エネルギーに対するノウハウを持つベンダーに協力を仰ぐことにしました」(宮田氏)

取引のあるリース会社からアズビル株式会社を紹介され、NEDO※2が公募する住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業の補助金利用の提案がありました。早速、省エネ効果の出せそうな複数のゴルフ場をピックアップ。調査、検討した結果、ホテル並みの大規模なクラブハウスを持ち、特にエネルギー使用量の大きい大宝塚ゴルフクラブを対象とし、省エネ対策実施に着手することになりました。大宝塚ゴルフクラブは兵庫県宝塚市に立地し、バリエーションに富んだ36ホールと気品ある豪華なクラブハウスを備えるPGMの中でも特に人気の高いゴルフ場の一つです。年間9万5000人以上(2011年実績)が訪れる名実ともに関西を代表するゴルフ場として知られています。PGMは2010年9月に同ゴルフクラブの特徴を踏まえた省エネメニューを作成、試算し、NEDOに対して申請を行いました。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2012 Vol.9(2012年12月発行)に掲載されたものです。