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木下大サーカス

移動式サーカステントへの冷房設備の導入で観客が快適にショーを楽しめる空間を実現

木下大サーカス

110余年の歴史を持ち、「世界三大サーカス」にも数えられる木下大サーカス。年間で120万人を動員し、全国各地の4~5場所を移動する木下大サーカスでは、公演時の移動式テント内を快適に維持するために、冷房設備を導入しました。その後、17年間にわたり各地で開催される冷房必要時期の公演において、サーカステント内は最適な温度に保たれ、観客に暑さを感じさせることなく、清浄な空気の中で、快適にショーを楽しめる空間を実現しています。

観客のための快適な空間づくりが重要なテーマとして浮上

命がけの演技で観客を魅了する。

命がけの演技で観客を魅了する。

1902年に創立され、日本で最も長い歴史を誇る木下大サーカス。その年間集客数は120万人にものぼり、その圧倒的な規模、観客動員力から、アメリカのリングリングサーカス、ロシアのボリショイサーカスとともに「世界三大サーカス」に数えられています。日本はもちろん、ロシア、アメリカ、ウクライナ、チェコなどからも世界一流のアーティストを招いて行われるショーは、子供から高齢者まで幅広い多くの観客に夢と感動を与え続けています。また、同サーカスは、そうした公演活動に加え、障がい者福祉施設や高齢者福祉施設への招待券の寄贈といった社会福祉活動、あるいはタイに象の病院を開設するなど野生動物の保護活動にも注力していることで知られています。

「いまやサーカスは、演技内容、音楽、照明などの演出をはじめ、あらゆる面で一昔前のイメージよりも、極めてクオリティの高い芸術的エンターテインメントへと進化を遂げています。それに伴い、お客さまに公演を快適にお楽しみいただくための空間をいかにつくり上げていくかといったことも、我々にとっての重要なテーマとなっています」(木下氏)

年間で120万人を動員し、全国各地の4~5場所を移動する木下大サーカスでは、そうした観客のための快適な空間づくりの一環として、1996年の横浜公演に先立ち、サーカステントへの冷房設備の導入に着手しました。同サーカスのテントには約2000人の観客が収容できるようになっていますが、公演中は常に熱気に包まれており、特に夏季にあたる7~9月ごろは非常に暑くなります。そのために、暑さが集客に影響を及ぼすといったことが懸念されていました。

「以前から、テントへの冷房設備導入は検討していましたが、テント内の容積が非常に大きく、効果的に冷やすことが困難でした。また移動を前提とした施設であることもネックとなって、なかなか本格的な冷房設備導入に踏み切ることができないでいました」(木下氏)

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2013 Vol.2(2013年04月発行)に掲載されたものです。