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株式会社ニッセン

予防保全の視点に立った設備更新により
データセンターの継続的な安定稼働を確保

株式会社ニッセン

膨大な会員数を誇るインターネット・カタログ通信販売で知られる株式会社ニッセンでは、事業の要であるコンピュータシステムの安定的な運用を確保するため、予防保全を念頭に置いたデータセンターの設備更新を実施しました。既存設備を最大限に活かしながら、24時間365日サービスを提供するインターネット通信販売用システムなどに影響を与えることなく、スムーズな更新を実現しました。

阪神・淡路大震災の苦い経験を踏まえ、堅牢性を追求したデータセンター

婦人服を中心とした衣料品、インテリア雑貨、和装品などのインターネット・カタログ通信販売の老舗として知られる株式会社ニッセン。その全会員数は、3,000万人を超え、特に近年はインターネットを利用する顧客の増加が顕著です。従来の主役はカタログ通販でしたが、2000年にサービスを開始したインターネット通販の会員数は、2012年の段階で1,103万人に達し、今日では同社の全売上の60%以上をインターネット通販が占めるまでになっています。

急成長を続けているインターネット通販の要となるITシステムを支えているのが、1997年1月に同社のデータセンターとして竣工(しゅんこう)したニッセンインフォメーションセンター(NIC)です。

警備員室に設置されているsavic-net FXmini。警報が発生した場合は、自動的にアズビルのBOSSセンターに通知される。

警備員室に設置されているsavic-net FXmini。警報が発生した場合は、自動的にアズビルのBOSSセンターに通知される。

「1995年1月に発生した阪神・淡路大震災の影響で、当時のコンピュータシステムが丸2日にわたって停止してしまった苦い経験があります。これを踏まえ、地震などの自然災害にも負けない堅牢(けんろう)なデータセンターが不可欠であるという思いから、NICの建設に着手しました。建物には免震構造を採用し、システム基盤を支える設備を二重化するなど、情報保全とサービスの継続を徹底的に追求しました」(ニッセン担当者)

以来、NICはニッセンのインターネット通販サイトをはじめ、業務システムや情報系システムの稼働を支えてきましたが、竣工後およそ15年が経過。今後も引き続き、安定した運用を確保していくために、2012年、NICのコンピュータ電源供給用UPS(無停電電源装置)とサーバールームの空調設備、および中央監視システムをそれぞれ更新することになりました。

「コンピュータシステムの規模が年々大きくなっています。設備が大きな問題を起こす前に、しっかりとした予防保全を行っておく必要があると考えました」(ニッセン担当者)

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2013 Vol.6(2013年12月発行)に掲載されたものです。