研究開発
研究開発の方向性
当社の研究開発は、各事業部門に位置し、主に基幹事業領域に特化した開発を行う部門と拡張事業領域を視野に入れ、全社共通技術開発や独自技術開発に挑戦するコーポレート部門とから構成されています。コーポレートの研究開発は、ビルディングオートメーション(BA)事業、アドバンスオートメーション(AA)事業、ライフオートメション(LA)事業の3事業に直結する技術開発はもとより、独自技術の高性能・高度化、次世代オートメーションを担う新商品や新事業創出のための基礎的な研究に対しても戦略的な取組みを行っています。
重点技術領域

耐食性、腐食性、高温の気体や液体を直接検出できる高精度計測サファイアセンサ素子
マイクロシステム技術
アズビル株式会社はマイクロフローセンサ、サファイアMEMS技術を応用した真空計などのマイクロデバイス技術で常に業界をリードしてきました。耐食性、過大圧特性、再現性の向上など産業分野で不可欠な技術開発とともに、今後ますます加速する小型化、精密化への要求に応えるべく新たな技術開発に積極的に取り組んでいきます。
気体の流量計測における差圧・静圧を高い精度で同時に測定できるDualセンサ
計測制御技術
各種制御技術の中でも、特に流体計測で重要となる圧力センサ技術開発に注力しています。安全性・安定性などの市場要求の潮流を捉え、従来の設計解析技術の強化や新しい製造プロセス技術開発に加え、差圧計測、静圧計測、温度計測などの各機能を複合化した半導体センサの研究開発も強化していきます。計測情報処理技術(予測・可視化技術)
アズビル株式会社の独自技術であるデータメーション技術(Data+Automationの造語。データ解析と知的情報処理技術によって人の能力を代替・拡大する技術)を強化していきます。外部環境の変化を加味した快適性・省エネルギーを両立できる室内環境制御システムなど、新たな制御技術開発にも挑戦します。同時に風量・圧力分布による空気の気流解析技術など、新しい着眼点での開発はもとより、これまで培ってきたノウハウ・豊富なデータなどを活用した技術開発を促進し、人を中心とした快適空間の創出に注力していきます。
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次世代オートメーションシステム技術
高信頼性技術、ワイヤレス技術など従来の保有技術に加え、最新のネットワーク技術、オープンシステム技術をベースに次世代オートメーションシステムを研究しています。人を中心としたオートメーションの観点で、人とシステムの協働など新しいソリューション型技術開発に取り組んでいきます。
等方性エッチング処理プロセスにより、圧力センサの高耐圧化を実現したセンサチップ(断面)
微細加工技術
各種高性能センサに使用されるサファイア、ステンレスなどの難削材や、シリコン・ガラスなどの脆性材を微細加工する技術及び各種の精密接合技術の開発を行っています。微細加工技術として、センサ感度(出力)を落とさず耐圧性を向上できるエッチング処理プロセス開発やセンサの小型化技術など、これまで培ってきた技術開発に引き続き注力していきます。計測と計量分野の複合・融合化技術
ライフラインの安定した供給のため、アズビル株式会社保有の計測制御技術とアズビル金門株式会社が長年培ってきたガスメータ、水道メータの独自技術との複合化、融合化を促進させ、安全・安心してお使いいただける商品の提供を行い、人々のいきいきとした暮らしの実現へとつなげていきます。
