本業を通じた地球環境への貢献

環境負荷低減への思いと本業を通じた実践

azbilグループは、計測・制御を基盤としたソリューションの提供を通じて、社会や産業の発展を支えるとともに、持続可能な社会の実現に向けて、環境負荷低減に積極的に取り組んでいます。自らの事業活動を通じて地球環境に貢献するという精神は、創業から100年を超える歴史において、ゆるぎなく実践してきたものです。

節電・省エネルギー・省CO2といったエネルギーマネジメントソリューションを、各事業を超えて注力する分野と捉え、建物から工場、プラント、住宅、エネルギーラインまで幅広い領域で展開しています。強みとして、オートメーション技術をコアとした豊富な経験と実績によるノウハウの蓄積、さらに企画から開発、生産、コンサルティング営業、エンジニアリング、そして納入後の保守サービスに至る一貫体制でのサポートが挙げられます。また「現場で価値を創る」の考えのもと、現場調査を徹底し、全体の運用状況や設備の使用状態を的確に判断し、ニーズに合わせた提案を行っています。

お客様の現場におけるCO2削減効果(地球環境への貢献)
エネルギーの最適化「ENEOPT(エネオプト)」

建物で

建物の規模や用途にあわせた空調の最適制御、設備の改善・改修などにより省エネルギーを実現します。

建物において空調の占めるエネルギー消費は大きく、空調自動制御によるエネルギー管理が省エネ実現のポイントとなります。建物に関する省エネ性能向上のニーズが高まる中、建物規模や用途に応じた最適なBEMSの導入により、設備・機器及びエネルギーの使用状況や室内環境情報を収集し、詳細な現状分析・需要予測を行うことが可能となります。そして、それらの情報を活用して、ESCO契約として設備・機器のダウンサイズや最適設計での更新を実現します。設備・機器の運転や設定のチューニングにより、その性能を適切に発揮させ、エネルギー使用効率を最大化したエネルギーマネジメントサービスを提供するとともに、万全のサービス体制で長期的な省エネ性能の持続をサポートします。さらに、長年にわたり培ってきた制御技術やノウハウにより、法令対応業務や各種補助金を活用した提案も行います。これらのエネルギーマネジメントサービスをビルマネジメント事業の一環として提供しています。

※ビルや工場の省エネルギーに関する包括的なサービスの提供を通じて、そこで得られる効果をサービス提供者が保証する事業。

事例紹介
コニカミノルタ株式会社 東京サイト八王子
最新鋭の研究開発施設にBEMSを導入
きめ細かいエネルギー管理により省エネルギーを加速

生産現場で

プラントや工場の製造過程で、生産設備が使用する電気、蒸気、圧縮空気、ガスなどの使用量をオートメーションにより削減し、エネルギーの無駄を省きます。

生産現場で使われるエネルギーは電力やガス、熱、蒸気など多様です。それらを全体で最適化して、生産性の改善や施設管理を含めたライフサイクル全体でお客様を支援します。そのためにはお客様の現場での省エネ診断を行い、計画(Plan)、実行(Do)、診断(See)を段階的に進めていきます。アズビル株式会社は「エネマネ事業者」として、エネルギーマネジメントシステムやエネルギー管理支援サービスの提供を通じて、お客様の省エネ実施を支援、さらに補助金申請の代行等を行います。大量のエネルギーを使用する生産現場で、補助金交付の要件をクリアすることは簡単ではありません。様々な設備やエネルギーが複雑に混在する生産現場において、設備の仕組みや制御からエンジニアリングにわたる幅広い知識を持つ社員が、現場で省エネルギーに最適な制御を見出し、その削減効果を生み出します。本事業では高い採択率を誇っており、化学、鉄鋼、食品、紙パルプ市場などを中心に幅広く豊富な採択実績があります。

※一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に登録されたエネルギー管理支援サービス事業者。

事例紹介
関谷醸造株式会社
酒づくりの工程に遠隔監視・制御を導入
蔵人の負担を軽減して「人の判断」を支援

街全体で

水道やガスなどライフラインの安定供給をサポートし、持続可能な社会の実現に貢献します。

国内における東日本大震災を契機とした電力需給逼迫、さらに再生可能エネルギーの拡大や電力小売全面自由化などを背景に、電力の使用抑制を促してピーク時の電力消費を抑え、電力の安定供給を図る仕組みづくりが進められています。ディマンドリスポンス(以下DR)はその一翼を担う重要な手法です。アズビルでは2012年度(2013年3月期)より、各所での共同研究や国の実証実験に取り組んでおり、電力の需要家を束ねDRを行うアグリゲータ事業の実績が豊富にあります。2017年度(2018年3月期)からは、DRで節電した分の電力(ネガワット)を取引できるネガワット取引が本格化し、アズビルも参加しています。ここで強みとなるのが、BEMSを用いた30年以上の実績を持つ遠隔制御の技術と、多彩なエネルギーリソースを活用した自動制御によるAutoDR™です。クラウド技術を用いて、需要家の建物内に設置されたBEMSと、アズビルのアグリゲーションセンターをネットワーク接続し、自動的にDRを実施することが可能となります。街全体のスマート化が進む現在、アズビルの遠隔制御の技術を活かし、新たな価値となるDRサービスを提供していきます。

事例紹介
伊丹産業株式会社
LPガス集中監視システムの構築により
保安強化と業務合理化を実現