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2013年度の取組み

実績と今後の計画

グループ社員全員参加での省エネルギー・節電への取組みを実施し、夏季及び冬季節電対策の一環でのピーク時使用電力削減や、エネルギーの見える化を活用した設備の運用改善などにより、2013年度(2014年3月期)CO2排出量は前年度比4.6%削減、原単位では12.6%改善しました。

2014年度(2015年3月期)も、引き続きこれらの取組みを継続するとともに、国内だけでなく、グローバルでのCO2削減を推進するために、海外における生産拠点でのエネルギーの見える化を進めていきます。

また、アズビル株式会社は、神奈川県下の事業所においてCO2排出削減に寄与する優れた取組みを行った功績が認められ、2014年2月に、神奈川県から「平成25年度かながわ地球環境賞 温暖化対策計画書部門」で表彰を受けました。

見える化を活用した省エネルギーへの取組み

中期経営計画の主要テーマの一つとしているCO2排出量削減を目指し、グループ全体でエネルギーの見える化システムを積極的に導入し、運用改善と設備改善の2つの側面によって省エネルギーを図っています。

運用改善においては、ムダの発見、改善項目の検討、実施し効果を確認、次の施策に活かす、というPDCAサイクルを効率よく回していくことが重要です。見える化の導入により、改善施策の効果をすぐに確認できるため、効率よく運用改善を進めることができます。さらに、例えば、生産を行っていない夜間や休日におけるエネルギー使用状況を把握することで、無駄なエネルギー消費が明らかになるなど、すでに省エネルギーへ取組んだ実績のある拠点における新たな省エネルギー課題の抽出にもつながり、さらなるCO2削減効果や費用削減効果がうまれています。設備改善においては、事前の見える化によって、無駄な投資をなくした費用対効果の大きい投資につなげています。

これらの取組みは各拠点が主体となった定期的な省エネレビューだけでなく、CO2削減の専任チームよるフォローアップを実施し、確実にCO2削減の目標を達成できるように注力しています。

生産再編に伴う海外への生産移管においては、新工場立ち上げ時からの見える化システムの導入を進めています。海外生産拠点では順次導入を検討しており、アズビルプロダクションタイランド株式会社で、2014年度の導入開始に向けて準備を進めています。

見える化システム 導入拠点一覧

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見える化システムの活用

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