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マルチバリアブル式 渦流量計AX2000シリーズ

マルチバリアブル式渦流量計 AX2000シリーズは、アズビルグループの技術を結集し、「マルチバリアブル」「挿入形」と大きく2つの特長を持った独自の流量計です。渦流量計は、液体・気体・蒸気と様々な流体の流量測定が可能で、 -200℃から+400℃までの幅広い流体温度に対応しています。
AX2000シリーズは、特に気体(ガス)、過熱蒸気の流量測定を精度よく行うことができます。
「渦検出流速センサ」「圧力センサ」「温度センサ」の3つのセンサを搭載したマルチバリアブル機能により、流量・流体温度・流体圧力を測定し、密度補正で気体・液体・蒸気など様々な流体の質量流量測定が可能です。また、挿入形は、プロセスを止めずに流量計を脱着することができ、ダウンタイム減少によりコストの削減を実現します。

インライン形、挿入形

  • 1台4役:1台で流量計・圧力発信器・温度発信器・質量流量演算器の4つの機能を持ち、体積流量・質量流量・流体温度・流体圧力・計算密度の中から3つを選択して出力することが可能なため、計測の効率化・コスト削減が図れます。
  • 温度・圧力測定による密度補正機能で高精度な質量流量計測を実現します。

挿入形

  • 大口径でも、安価なコストで流量測定可能です。
  • 仕切弁を併用することで、お客さまのプロセスを止めずにメンテナンス可能です。
  • 口径によらず設置が可能なため、口径毎に予備品を持つ必要が無く、予備品の大幅削減が可能です。
マルチバリアブル式渦流量計 AX2000シリーズの内部構造

マルチバリアブル式渦流量計 AX2000シリーズの内部構造


マルチバリアブル機能が提供する価値はこちら

挿入形が提供する価値はこちら


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マルチバリアブル機能が提供する価値

1台 4役!

流体温度・流体圧力の2変数を計測することで測定流体の密度補正を行い、温度・圧力により密度変化する気体、および過熱蒸気の高精度な質量流量測定が可能となります。
1台で、流量・温度・圧力の3変数を測定、出力することができるため、この3変数の測定を行うプロセスにおいては、複数の機器を設置、配線する必要がなく、トータルコストの削減が可能です。


温度・圧力による優れた密度補正機能

ここでは、ボイル・シャルル式*と本器の密度計算式を比較します。( * 一般的な気体の密度補正に使われる計算式)
320℃の過熱蒸気を例にとり、過熱蒸気表に記載された密度を真値とし、ボイル・シャルル式で計算した密度と、本器の計算式による密度を比較し、本器の計算密度が過熱蒸気表の密度によく一致していることが分かります。
また、ボイル・シャルル式で計算した密度は圧力が高くなるに従い、過熱蒸気表の密度との差が大きくなります。(A図参照)
B図では、本器およびボイル・シャルル式で計算した密度と、過熱蒸気表の密度の誤差を表しています。この誤差が質量流量精度の誤差に加算されます。
本器が精度良く質量流量測定できるのは、正しい密度計算に基づくものであり、様々な過熱蒸気や気体の質量流量計測を可能にしています。

■ 320℃の過熱蒸気の密度 [A図]

320℃の過熱蒸気の密度 [A図]

■ 320℃の過熱蒸気表の密度差(%) [B図]

320℃の過熱蒸気表の密度差(%) [B図]


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挿入形が提供する価値

プロセスを止めずにメンテナンス(パッキンググランドタイプ)

(1) プロセスラインで使用中
運転時は、併用する仕切弁を開け、センサヘッドを配管内に挿入して使用します。

(2) センサヘッドを引き上げる
本器のチェックやメンテナンスを行う場合、始めにハンドルを回し、次にセンサヘッドを引き上げます。

(3) 仕切弁を閉じてメンテナンスを実施
センサヘッドを引き上げ、仕切弁を全閉にした状態で、本器のチェックやメンテナンスを行います。
作業後、リークチェックを行い、逆の手順でセンサヘッドを元に戻して運転を再開します。

プロセスを止めずにメンテナンス(パッキンググランドタイプ)

大口径でも同一価格で安価に

インライン形は、口径の大きさに従い、外形寸法/質量が口径の2乗に比例し、コストに反映されます。
挿入形は、挿入長を変更できるため、1台の流量計で様々な口径の配管に設置可能です。そのため、口径に関わらず同一価格での提供が可能となり、大口径になればなるほどインライン形と比べ、コスト上の利点が拡大します。(口径50mm~1,800mmまで対応)

インライン形 構造別価格比較
インライン形 フランジ接続(JIS10k、50mm)の価格を1としたときの、構造、口径による相対価格
フランジ接続(JIS10k、50mm)の価格を1としたときの、構造、口径による相対価格
挿入形
挿入形

予備品の大幅削減

インライン形は、配管口径や圧力定格に合わせた複数台の予備品が必要です。
挿入形では、配管口径や圧力定格に関わらず、挿入長を変更して使用するため、口径50mmから1,800mmまでの測定が1台で対応可能です。さらに、内部設定の変更を行えば、液体・気体・蒸気の測定が可能なため、本器が使用できる流体に関しては1台で予備品の準備が可能です。


複数台の予備品が必要

複数台の予備品が必要

1台で様々な口径に設置可能

1台で様々な口径に設置可能


設置工事費の削減

渦流量計で多く測定される蒸気の配管は高温となるため、多くの場合高所に設置されています。 そのため、高所作業車費用、足場設置費用などが必要となります。特に大口径の場合、インライン形の流量計と挿入形流量計では、その設置工事費に大きな差が出ます。

工事費用 比較例(口径300mmの場合)
単位:円

項目 インライン形 挿入形
作業費 150,000 50,000
高所作業車費 150,000 0
配管部材費 80,000 20,000
足場設置費 100,000 100,000
480,000 170,000


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