プラントの高度制御(APC/MPC)

SORTiA™シリーズ 多変数モデル予測制御 SORTiA-MPC

形番
SORTiA-MPC
SORTiA-MPC

SORTiAMPCは、多変数モデル予測制御パッケージであり、SORTiAの中核に位置しています。

SORTiA-MPCは、多変数モデル予測制御技術を提供するソフトウェアであり、SORTiAの中核に位置しております。

画像
SORTiA-MPC_04

連続プロセスにおいて、運転の安定化・最適化を実現し、製品品質の安定化、回収率や原単位の改善、省エネルギーを実現します。

使い易さ

最大の特長は、“最適化の速さ”、“フィードバックの強さ”、“フィードフォワードの強さ”を完全に独立で調整できる3自由度を実現した多変数モデル予測制御という点です。

この特長を利用し、モデル誤差が大きいような場合においても、ロバストネスを確保した上で、最適化の速さを適正な速さに保ち、観測外乱に対するフィードフォワード制御は強くしておくといった、装置の特性に合わせた調整を見通しよく行うことができます。

現場の経験を生かした機能

SORTiA-MPCの開発に当たっては、プロセス制御に長年取組んできたエンジニアがメンバとして参加しております。 したがって、

  • 非常に干渉が強いプロセスに適用する場合の取り扱い
  • 応答が速い制御変数、遅い制御変数が混在した場合の取り扱い
  • 積分系プロセスの制御

といった多変数モデル予測制御のアプリケーションを適用する上で考慮すべき点について、現場で培った経験や知見を十分に取り込んだ制御機能を有しております。 

各社DCSに対応可能

既設DCS(分散型制御システム)に依存しないオープンシステム構成により、アズビル株式会社製以外のDCSをお使いのお客さまでもご使用いただけます。

仮想化によるコスト削減

仮想化技術を採用することにより、PCの寿命による数年毎のサーバー更新で発生する費用を削減できます。

従量制による価格設定

1装置あたり数百万円したライセンス購入費を廃し、操作変数や接続ユーザー数による従量制の年間使用料とすることにより、装置規模に応じて数10万円からとリーズナブルな価格設定となっており、適用範囲の幅が広がります。

2ヶ国語対応

運転操作画面・メッセージは、日本語、英語のいずれかから選択いただけます。

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