azbil DIGEST  §2 Feature & Competence 特徴と強み
azbil DIGEST  §2 Feature & Competence 特徴と強み
azbil DIGEST  §2 Feature & Competence 特徴と強み

2015年12月で創業から110年を迎えたazbilは、「計測」と「制御」
=オートメーションを柱として3つの事業を展開しています。
ひとつはオフィスや建物を中心とした「ビルディングオートメーション事業」
もう一つは工場やプラント、生産の現場を中心とした「アドバンスオートメーション事業」、
最後は人々の生活に密着した領域の「ライフオートメーション事業」です。
azbilはこれらの領域でさらなる成長をめざし、IoTやビッグデータ、AIといった
技術革新への対応と長年にわたり現場で蓄積されたノウハウや
azbilならではのサービスを組み合わせ、
国内のみならず、海外市場へも積極的に事業展開しています。

§2-1  ビルディングオートメーション事業
ビルディングオートメーション事業

ビルディングオートメーションとは?

たとえば、ホテルやオフィスビル、ショッピングモールなどで「居心地のよさ」を感じたなら、その一旦はビルディングオートメーションが担っていると言えます。
ビルディングオートメーションとは、空調設備、電気設備、給排水衛生設備、防災・防犯設備および機械設備(エレベータ等)を総合的に管理するシステムのことで、 IoT、クラウド技術などを駆使した先端のリモート監視システムや省エネソリューション・環境制御技術などが導入され、快適さと省エネルギーの両立に効果が高く、 インテリジェントビルディングが備えるべき重要なシステムの一つとされています。

これからのビルディングオートメーション

ビルが知性を持つかのようなインテリジェントビルディングとなったのは、それほど古い話しではありません。
1970年代にコンピュータ制御技術の急速な進化により、ビルディングオートメーションという言葉が生まれました。 その後、オイルショックなどのエネルギー問題に端を発した形で省エネを追求した省エネビルが誕生し、 その後、通信の自由化に後押しされ、情報通信技術と制御技術が融合したインテリジェントビルへと進化しました。 そして、1980年代以降、バブル期にかけて、電気設備や空調設備などが別々のシステムではなく、セキュリティシステムなども統合した一括管理システムとして、 ビルに搭載されはじめました。映像技術やインターネット技術の進化により、遠隔監視もあたりまえになりつつある近年では、 ビッグデータやIoTを活用したさらなる「快適性」と「省エネルギー」、「環境問題」への貢献が求められており、 ビルディングオートメーションの果たす役割はますます大きくなっています。

azbilだからできること

azbilは、50年近い歳月をビルディングオートメーションの成長と共に過ごしてきました。 あらゆる建物で、施設で。たとえばそれが古墳のようなものであってさえ、空調自動制御を中心にセキュリティシステムやビルディングオートメーションシステムの導入、 そして納入後のシステムメンテナンスまで、お客様の望む形で高水準のソリューションを提供してきた自負があります。 建物が持つポテンシャルを100%機能させていくために、azbilでは一貫体制でお客さまの課題に向き合います。 センサ、バルブからコントローラ・中央監視装置にいたる幅広い製品群の開発・製造をはじめ、 設計・施工から運転・管理、保全、そして更なる省エネ提案、リニューアルといった建物のライフサイクルすべてにおいて、 総合的なエンジニアリングの提供を実現しています。
蓄積されたノウハウとIoT、クラウド、ビッグデータなど最新の技術を組み合わせ、メーカーとして先進の計測・制御機器をお届けするだけでなく、 理想の空間を実現するエンジニアリング、コンサルティング、更に最適環境を維持するサービスまで。これが、azbilだからこそできるビルディングオートメーションに対する答えです。

§2-2  アドバンスオートメーション事業
アドバンスオートメーション事業

アドバンスオートメーションとは?

私たちの生活は、ありとあらゆる産業によって支えられています。
その産業のうち、主に製造業、エネルギー、社会インフラなどの分野へ貢献しているのがアズビルのアドバンスオートメーションカンパニーです。
これらの産業は常に進化しています。たとえば、製造業では、今まで世の中になかったモノを生み出し、便利や効率を世の中に提供することに取り組んでいます。すでに使われているものを小型化・軽量化したり、高機能にしたり、環境に配慮したり、安心・安全に寄与したり・・・、人々に豊かな生活をもたらすための貢献を怠ることがありません。
この進化は、私たちが、日常、目にする完成品のみならず、その原材料や素材を作るプロセスにおいても変わらず営まれています。
「計測と制御」の技術をもって、アズビルはこれらの産業を支えています。
アドバンスオートメーションという言葉は、決して一般的ではありませんが、あらゆる産業が指向している「進化を支える自動化技術」といえるでしょう。

安全・高品質、当たり前を守るアドバンスオートメーション

計測と制御の技術なく生産活動が行われた場合、何が起こると思いますか?
作り方が人によって違うために同じ品質が保てない、完成品の耐久力がまちまち、どの製品が一番よい状態かわからない、など、様々な不具合が発生するのではないか・・・、と容易に想像できると思います。
商品の安全性や品質の維持は、製造業にとって、とても重要です。
また、昨今、企業は環境負荷低減に対する取組みを進めています。生産活動を維持しつつ(もしくは増やしながらも)、エネルギーの使用量を最適化することで、環境に貢献することを目指しています。
生産活動を行いながら、安全の担保、高品質化、環境負荷低減を行うために、また、定めた目標を達成するための手段として、最適な計測と制御を活用しています。
アズビルは、計測と制御の技術で、様々な側面から産業界の課題解決を実行するために必要な技術・ノウハウを持つ企業であり、製造業を支援しているのです。

azbilだからできること

azbilでは高精度な計測・制御技術をベースに、工場やプラントの現場で欠かせないスイッチ、センサ、コントローラから、バルブ、制御システム、ソフトウェアパッケージを提供、世界のさまざまな工場やプラントで活躍しています。
省エネルギー、運用の安定化、予防保全など、ニーズに応じたシステムやアプリケーションをお届けするエンジニアリングや、お客さまの課題解決に直結するコンサルテーションに加え、全国50ヶ所を超えるネットワークを通じた24時間365日対応の保守サービスなどをベースに生まれるきめ細かなソリューションを提供しているのです。
工場やプラントの極めて複雑な設備を、最適な状態で稼働し続けるために、そして、地球環境との調和を目指して。100年以上に渡り培った経験と技術を持つ、azbilだからこそできることで、お客様に貢献し続けていきます。

§2-3  ライフオートメーション事業
ライフオートメーション事業

ライフオートメーションとは?

私たちは普段の暮らしのなかで、様々なオートメーション技術に触れています。例えば、自動ドアや水道など日常使用するものから、 ガス・水道料金の計量や課金などインフラに関わるところまで、目立たないところで生活を支えてくれています。
azbilのライフオートメーションは建物・工場・プラントで長年培ってきた技術を用いて、もっと人々の近くでその生活をサポートする技術です。 ライフライン、家庭の空調システム、医薬品の製造装置や環境システムなど。安心も、安全も、快適も、健康も。人々が豊かに暮らすことができる技術を創ります。

暮らしを豊かにするライフオートメーション

暮らしを彩る様々な環境は時代とともに絶えず変化し続けています。それは人々の「習慣」も変化するということ。 azbilのライフオートメーションはライフスタイルの変化や生活環境の変化を捉え、柔軟に対応し、 生活インフラの領域で自動化という機械的に制御するという従来の考えを、人の充足感をつくる協調・調和の発想へと進化させます。
健康被害を軽減しつつ快適な環境を実現する住宅空調や都市に必要不可欠なメーター類のニーズに合わせた製造、世界で安定供給が不可欠な医薬品の製造装置まで、幅広い展開を見せています。
今後求められるさらなるオートメーション領域の拡大を目指して、azbilはライフオートメーション分野でも成長を続けていきます。

azbilだからできること

今、オートメーションにはたくさんの期待と新しいニーズが生まれています。
例えば「健康的な」生活のために、オートメーションでどういった答えが出せるのか。そのソリューションの一つが「全館空調きくばり」です。 「きくばり」は商業建物向けに空調自動制御等の製品・サービスを提供するビルディングオートメーション事業の実績・ノウハウを背景とし、 冷暖房機器にとどまらず、花粉やハウスダストを除去し、ヒートショックのない健康で快適な住まいを、省エネ低コストで実現する商品です。
人とオートメーションの協調・調和によって実現できる、安心や快適さ、充実した生活をもたらすことを、人々の暮らしに貢献する事業としてライフオートメーションでは推進していきます。

§2-4  研究開発体制
研究開発拠点・生産拠点

azbilの研究開発体制

都市、産業、暮らしに貢献するazbilには、現在、50,000点を超える製品があります。
これは、私たちがお客さまのニーズに合わせて、常に新製品の開発や既存製品の改良を進めてきた結果です。
azbilでは、チャレンジ、リーダーシップ、パイオニアの三つの精神をキーワードに、世界に通用する先進技術を開発してきました。 マイクロフローセンサ、サファイアセンサなどのマイクロデバイス技術をはじめ、計測データからその後の状態を予測する技術、 インターネット不正アクセス検出技術など、azbilならではのユニークな技術を次々に生み出しています。 そして、50を超える国内外の大学・研究機関とも共同研究を進めており、最先端の計測・制御技術を常に磨き続けています。 また毎年、約100億円の研究開発費用を投じ、新しいテーマにも果敢に挑戦するなど、積極的な研究開発姿勢をとっています。
azbilでは、働く一人ひとりに確かな役割、そして責任があります。全世界の人々の豊かな暮らしのために。
「人を中心としたオートメーション」で、私たちazbilグループは世界の未来を考え、革新的に行動していきます。

azbilの研究開発の強み

気体の流量計測における差圧・静圧を高い精度で同時に測定できるDualセンサazbilには、独自技術であるデータメーション技術というものが存在します。
データメーション技術とは、「Data」と「Automation」を利用した造語であり、データ解析と知的情報処理技術によって人の能力を代替・拡大する技術のことです。 外部環境の変化を加味した快適性・省エネルギーを両立できる室内環境制御システムなど、新たな制御技術開発にも、azbilは挑戦していきます。同時に風量・圧力分布による空気の気流解析技術など、新しい着眼点での開発はもとより、これまで培ってきたノウハウ・豊富なデータなどを活用した技術開発を促進し、人を中心とした快適空間の創出に注力していきます。

azbilの生産工場

国内では伊勢原工場と湘南工場(いずれも神奈川県)が主要な生産拠点です。両工場ともそれぞれ扱っている製品の最適生産を追求するとともに、 国内外の関連会社の工場とも密接に連携し、高品質・低価格・短納期を実現しています。生産技術・品質保証を担当する技術者は、いずれかの工場に所属して活躍しています。
また、azbilの工場では人と地球にやさしい環境配慮型の製品を生産しているのも大きな特徴です。
さらに、自社技術を活用した省エネルギー計測・モニタリングシステムを導入するなど、工場全体としても地球環境の保全に向けて積極的に取り組んでいます。

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