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DIC株式会社 北陸工場

リアルタイムな"見える化"で隠れていた問題点を抽出

DIC北陸工場では、そうした見える化を実現するシステムの導入を計画し、数社に提案を依頼。それぞれの提案内容を検討した結果、山武のエネルギー管理・解析システム EneSCOPE™(エネスコープ)の採用が決定しました。

「選定に当たっての最大の要件は、収集したデータをどのような形で見える化し、解析ができるかということ。その点でEneSCOPEは、コストパフォーマンスの高さに加え、汎用品のシーケンサなどとの連携も可能で拡張性にも優れており、秒単位でのデータ収集や長期データ蓄積能力に加え、様々なグラフで比較検討ができることなどを評価し、採用を決定しました」(杉谷氏)

EneSCOPEが導入された2009年6月を境に、DIC北陸工場における省エネ対策活動のあり方が根本的に変わりました。エネルギー発生源である原動部門から各現場に至るエネルギーの消費量やそれぞれの現場での消費状況がEneSCOPEによってリアルタイムに可視化され、そこでのロスやムダを検証することが可能になり大きな省エネ効果を生んでいます。

例えば、事務所、低温倉庫のエアコンがフル稼働する夏場の電力デマンド超過対策として、以前は原動課での電力デマンド計だけによる管理だったものがEneSCOPEの30分単位の日報グラフで各部署ごとの消費電力を工場すべての人に「見える化」することができました。削減効果がリアルタイムで確認できるEneSCOPEだからこそ、スピーディな対応が可能となったわけです。

原動部門のエネルギー監視室に設置されたEneSCOPE。原動部門で発生させた電力、蒸気、窒素といったエネルギーの各製造現場における消費量などがグラフ表示され、過去のデータとの比較も容易に行える。

原動部門のエネルギー監視室に設置されたEneSCOPE。原動部門で発生させた電力、蒸気、窒素といったエネルギーの各製造現場における消費量などがグラフ表示され、過去のデータとの比較も容易に行える。

製造現場屋外に設置された蒸気流量計。EneSCOPE導入前の2008年に、エネルギー使用量の“見える化”に向けたインフラ整備の・環として、それまで流量計が設置されていなかった個所に各種流量計が導入された。

製造現場屋外に設置された蒸気流量計。EneSCOPE導入前の2008年に、エネルギー使用量の“見える化”に向けたインフラ整備の・環として、それまで流量計が設置されていなかった個所に各種流量計が導入された。

※2012年3月以前の情報は、旧名称が使われているケースがあります。ご了承ください。
この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2009年11月号に掲載されたものです。