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サントリー酒類株式会社 武蔵野ビール工場

パートナーシップの強化により次世代への的確な対応を目指す

こうした取組みの結果、当初の予定通りシステム立ち上げが完了し、サントリー酒類武蔵野ビール工場の新仕込プラントは、2006年12月末に本格稼働を開始。以来、順調な稼働を続ける中で、同工場が目指す、生産工程の安定性、信頼性に裏付けられた最高品質の保証に大きく貢献しています。

「現場のオペレータからも、操作のしやすさ、プロセスの可視性の高さが非常に好評で、仮に工程のシーケンスを組み替えるといった作業が必要になった際も、ほとんどの場合、我々自身がシステム上で対象個所を手軽に改修して対応することが可能です。このようなフレキシビリティも、山武を選択したことによる重要なメリットであると考えます」(小川氏)

「今回のプロジェクトは、既設プラントを稼働させながら、新しいプラントに移行しなければならない難しさがありましたが、安心してプラントやシステムを移行することができました。山武をパートナーに迎えた今回の取組みでは、我々が新プラントにおいて目指した『最高品質の保証』と『フレキシビリティの実現』を、具現化できたものと高く評価しています」(早乙女氏)

「今後、時代の変化とともに、我々が目指す工場の理想像もますます変容していく可能性があります。その一方で、計装技術もさらに進化していくでしょう。そうした中で、我々としては、計装のプロである山武と手を携え、互いに密接なコミュニケーションを図ることで、常に変化に応じた次世代への迅速かつ的確な対応を実現していきたいと考えています」(横山氏)

用語解説

※1 モンドセレクション
ベルギー政府系の民間団体が食品分野を中心とした製品の技術的水準を審査し認証している。ジャンルは、ビール・菓子・たばこ・美容などのカテゴリからさらに100以上のグループに分かれており、カテゴリごとに最高金賞、金賞、銀賞、銅賞が授与される。
※2 仕込工程
粉砕した麦芽に水を加え、ビールのもとになる糖液である麦汁を作る工程。ここで作られた麦汁は、その後、「発酵」「貯酒」「ろ過」「缶詰め」という各工程を経てビール製品となる。
※3 DCS(Distributed Control System)
工場の生産システムなどを構成する各機器に搭載された制御装置をネットワークで接続し、相互に通信、監視し合う仕組みを提供するもの。分散制御システム。
※4 バッチ
1つ以上の設備を用いて、あらかじめ定められた時間内に所定の原料などを供給し、順序付けられた一連の製造手順を実行することによって製品を製造する生産方式。

※2012年3月以前の情報は、旧名称が使われているケースがあります。ご了承ください。
この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2010年03月号に掲載されたものです。