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桜井市上下水道部 外山浄水場

浄水処理設備に加えて、配水池なども遠隔監視

事務所にもHarmonasの端末が置かれ、多くの人の目で監視・制御が行えるようになっている。

事務所にもHarmonasの端末が置かれ、多くの人の目で監視・制御が行えるようになっている。

新たに導入された中央監視システムでは、外山浄水場における取水から薬品注入、沈殿、ろ過、脱炭酸処理、活性炭処理、送水といった浄水処理にかかわる一連の工程についての監視・制御をHarmonasに統合。さらに、現在、桜井市のもう1つの浄水場である初瀬(はせ)浄水場のほか、桜井市内にある6カ所の配水池※1、さらには、これまで別系統のシステムとして構成されていた無水源地域簡易水道※2用の小規模な送配水設備の情報なども外山浄水場の中央監視システムに取り込んで、遠隔による監視・制御が行える形となっています。

また、山武の提案により、中央監視室のほか、事務所にも中央監視システムの監視端末を導入。事務所に居ながら設備の監視・制御ができるようになっており、オペレーションの大幅な効率化につながっています。

「いかに水道水を安定的に市民の皆さんに供給するかは、我々にとっての大きな課題です。これまで現場で磨き上げてきた人員間の連携作業を効果的に支援してくれる山武のシステムの役割はまさに絶大であると感じています」(西村氏)

「さらに、今回のシステムでは、電気料金の単価が低くなる夜間に送水ポンプの稼働率を上げて、昼間に下げるという運転の効率を上げるため、最適な切替えのタイミングをオペレータに知らせるガイダンス機能も追加しました。その結果、夜間電力の有効活用による電力コストの削減に加え、ピーク電力の低減化により、昨今、社会的に切実なテーマとなっている、電力会社の負荷低減に貢献するという成果も得られています」(中森氏)

今後も桜井市上下水道部では、安心安全な水道水の供給を重要な命題として、様々な側面からの取組みを強化していくことになります。

「山武には、全国各地の水道施設にかかわる計装設備を担当してきた豊富な知見をベースに、今後も良きパートナーとして我々を強力にバックアップしてくれることを大いに期待しています」(櫻井氏)

用語解説

※1 配水池
上水道の配水量を調整するために一時的に水を蓄えておく池。
※2 簡易水道
飲用に適する水を供給する水道のうち、給水人口が100人を超え5000人以下のもの。

※2012年3月以前の情報は、旧名称が使われているケースがあります。ご了承ください。
この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2011年09月号に掲載されたものです。