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関西国際空港 浄化センター

24時間上中下水道施設を運用しながら移行を実施

TSSの導入により、浄化センター内の現場電気室、さらには本土側の上水給水ポンプ場などセンター外でもノートPCなどのクライアント端末を使ってIndustrial-DEOの中央監視・制御画面を閲覧、操作できる。

TSSの導入により、浄化センター内の現場電気室、さらには本土側の上水給水ポンプ場などセンター外でもノートPCなどのクライアント端末を使ってIndustrial-DEOの中央監視・制御画面を閲覧、操作できる。

2009年11月に更新工事を請け負うベンダーを公募。初期導入コストと導入後10年間の維持管理(保守メンテナンス)コストも含めた競争入札の結果、アズビル株式会社が選定されました。

「アズビルは関空内の施設を熟知していることから、現状の監視制御施設の問題点も認識しており、改善点の提案も期待どおりのものでした」(古長氏)

その後、1年以上の期間をかけてシステムの設計作業が行われ、2011年7月から実際の更新工事が進められました。

具体的には、中央監視制御システムをアズビルの提供する高信頼オープン・オートメーション・システム Industrial-DEO™に更新し、これまでも監視対象になっている浄化センター内の流量調整槽や沈殿槽、各種処理槽に加え、新たに島内に点在する、計19カ所の汚水中継ポンプ場、3カ所の厨房除害施設や空港島から4kmの連絡橋で結ばれた、対岸りんくうタウン内の上水給水ポンプ場などの設備も監視対象として取り込みました。また、浄化センター内の中央監視室に設置されていたグラフィックパネルも今回の更新で3台の大型LCD※3に置き換え、監視制御にかかわる情報の可視性、操作性の大幅な改善を図りました。

「上中下水道施設は24時間運用のため、全面的にシステムや設備を停止して工事を行うことはできません。運用しながら各設備を1週間程度で順次移行していくという工程を組み、作業を実施しました。さらに、更新時に頻度が多く発生する電源のON/OFFにより、既存設備に悪影響を与える可能性があるため、それを避けるために予備電源を使うなど、安全にシステム移行するための様々な施策をアズビルが提案してくれたおかげで、トラブルも一切なく、スムーズに移行を完了することができました」(武山氏)

中央監視室に設置された中央監視制御システムIndustrial-DEO。対岸にある給水ポンプの運転状態も一元監視している。大型のLCDが3台採用され、視認性が向上した。

中央監視室に設置された中央監視制御システムIndustrial-DEO。対岸にある給水ポンプの運転状態も一元監視している。大型のLCDが3台採用され、視認性が向上した。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2012 Vol.7(2012年08月発行)に掲載されたものです。