HOME > 納入事例 > 工業分野 > 関西国際空港 浄化センター

関西国際空港 浄化センター

トラブル対応の迅速化と故障発生の予兆検知が可能に

2011年10月にすべての設備の移行が完了。浄化センターの中央監視室で設備を集中管理できる体制が整いました。

「従来は、ポンプ場などで機器故障などが発生すると、自動で中央監視室に電話がかかり音声メッセージで警報発生が伝えられる仕組みでしたが、実際にどんなことが起こっているのかは、担当者が現場に駆け付けてみなければ分かりませんでした。現在は、中央監視室で常時、すべての設備や機器の状況を把握できるため、仮にどこかで警報が発生すれば、その詳細を中央監視制御システム上で確認して、必要な対処を検討し、準備を整えて現場に駆け付けることが可能となっています」(仙波氏)

設備や機器の常時監視が可能になったことで故障発生の兆候を未然にキャッチし、いち早く必要な措置をとれるようになりました。また、アズビルのTSS(Thin client Supervisory Server)サーバ/クライアントを導入することで、中央監視室から離れた上水給水ポンプ場からも、中央監視室で監視操作しているのと同じ画面を見て状況を確認しながら対応できるようになったことも、今回の更新の大きな成果だと関西国際空港では捉えています。

現在、関西国際空港では、LCC専用ターミナルの建設を進めていますが、それに伴い2期島にも順次、汚水中継ポンプ場が設置されていくことになります。

「この計画も踏まえて、アズビルには、より広範囲にわたる設備を分かりやすく管理できるように、中央監視制御システムの画面なども十分に工夫を凝らして設計してもらっています。そうした意味では、2期島への対応に関する不安もありません」(大野氏)

「今後もアズビルには、万一の際のトラブル対応やシステムの維持管理などの場面も含めて、我々の設備の長期にわたる安全・安心を、その持ち前のノウハウと技術力でしっかりと支えていってくれることを期待しています」(髙田氏)

用語解説

※1 ローコストキャリア(Low Cost Carrier)
運航効率の向上やサービスの簡素化などによって運航費用を低く抑制し、低価格で航空輸送サービスを提供する航空会社。
※2 ACI(Airports Council International)
世界の空港管理者約580社から構成される機構。
※3 LCD(Liquid Crystal Display)
液晶組成物を利用した平面状で薄型の視覚表示装置。いわゆる液晶パネルディスプレイ。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2012 Vol.7(2012年08月発行)に掲載されたものです。