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ユニチカ株式会社 宇治事業所

既存の人的スキルや設備を最大限に活用できる点を高く評価

2階の監視室に設置されたHarmonas。1~4階に設置されたプラント内の各設備について監視・制御を行っている。

2階の監視室に設置されたHarmonas。1~4階に設置されたプラント内の各設備について監視・制御を行っている。

ユニチカでは、これらの要件に基づき、複数のベンダーに提案を依頼。各社から提出された提案内容を、ユニチカ設備技術株式会社とともに検討を開始しました。ユニチカ設備技術は、ユニチカの製造設備の設計・建設・維持管理を担当する企業で、そこで培ったノウハウを活用して、各種プラントのエンジニアリングサービスの提供、あるいは耐火スクリーンや水質連続監視装置といった製品の販売も行っています。

DCS更新について検討を行った結果、アズビル株式会社が提供する協調オートメーション・システム Harmonas™が採用されました。

「現場担当者から、これまで慣れ親しんできた使い勝手を踏襲したいという強い要望が上がっていました。既存のDCSはアズビルのものでしたので、そういった意味でもHarmonasは最適な選択肢でした。さらに、アラームやトラブルを減らすための運用改善についての相談もアズビルに投げかけていました」(角川氏)

「既存DCSで利用していたキャビネットを再利用してコスト削減を目指したいと考えていました。既存設備を有効利用できるという観点からも、アズビル製品を継続利用するメリットは大きかったです」(大林氏)

運用改善に関してアズビルが提案したのは、運転支援自動化パッケージ Knowledge Power™(ナレッジ パワー)を導入するというものでした。

実際の導入は、2つのフェーズに分けて実施されました。まず、2010年5月に既存のDCSをHarmonasに置き換えました。その後、約1年の運用を経て、2011年5月にはKnowledge Powerとともに、運用支援ツールとしてアズビルが提案していた、モバイルDCS PlantWalkerHyperVision™(プラントウォーカーハイパービジョン)(以下、PlantWalker-HV)、リレーショナル製造情報管理システムPREXION™(プレキシオン)を導入しました。

プログラムを組むことなく非定常操作に必要なプロセスの部品を組み合わせることで作業手順を作り込み、システムを自動化することができるKnowledge Power。

プログラムを組むことなく非定常操作に必要なプロセスの部品を組み合わせることで作業手順を作り込み、システムを自動化することができるKnowledge Power。

モバイルDCSを実現するPlantWalker-HVは、現場で作業を行った結果を携帯端末で確認することができる。携帯端末でポンプを起動し、動いたことを確認してからバルブを手動で開くなどの作業をする場合、現場と監視室の距離が離れているプラントでは特に大きな威力を発揮する。

モバイルDCSを実現するPlantWalker-HVは、現場で作業を行った結果を携帯端末で確認することができる。携帯端末でポンプを起動し、動いたことを確認してからバルブを手動で開くなどの作業をする場合、現場と監視室の距離が離れているプラントでは特に大きな威力を発揮する。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2013 Vol.1(2013年02月発行)に掲載されたものです。