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太田油脂株式会社

業態の特性を理解した、最適な提案を高く評価

製造現場への入退室には、標準の非接触ICカードのほか、ICチップを埋め込んだリストバンドタイプも用意。ポケットからいちいちカードを取り出す必要がないことに加え、洗浄後の手でカードに触れずに済むことから衛生面にも優れる。

製造現場への入退室には、標準の非接触ICカードのほか、ICチップを埋め込んだリストバンドタイプも用意。ポケットからいちいちカードを取り出す必要がないことに加え、洗浄後の手でカードに触れずに済むことから衛生面にも優れる。

太田油脂では、製品の包装工程を担う工場の新設を契機に、フードディフェンス※1強化の一環として、入退室管理システムとライブカメラの導入を検討。設備会社や警備会社など、関連ソリューションを取り扱う企業に提案を依頼しました。提案内容を精査した結果、アズビル株式会社の中小規模入退室管理システム savic-ssEZ™にライブカメラを組み合わせたセキュリティソリューションの提案を採用しました。

「当社の製品を使用した食品には、消費者に届くまでに製造から1年以上のものもあります。したがって、最低でもそれだけの期間の記録を保持できる仕組みが不可欠なのです。アズビルは当社の業務内容やニーズを理解し、スピーディに提案してくれました」(中井氏)

「採用決定後にも、初期提案時に提示されたFeliCa※2ベースの標準タイプのICカードに加え、ICチップを埋め込んだシリコンリストバンドを提案してくれました。いちいちポケットから取り出す必要がなく、工場などの運用には最適でした」(杉山氏)

太田油脂がアズビルの提案を採用したのが2013年8月。同年10月からは、工場が操業を停止する休日を利用し、4棟ある工場の工事を順次実施しました。2015年2月には、新設の包装工場、油性調味料工場、同社の本社に隣接するグループ企業であるシーウィード・ジャパンの海産物製造加工工場、三つの工場内外の13の扉にセキュリティゲートを導入。入退室用非接触ICカードリーダ26台、ゲートおよび製造工程の管理用カメラ19台を設置しました。このうち、特に規模が大きく、より厳密なセキュリティ対策が求められる包装工場には、1人のカード操作で一緒に複数人が室内へ入ってしまう「共連れ」を防止するアンチパスバック制御※3を採用しています。

入退室管理システムでは、各現場に誰がいつ入場し、退出したかといった情報が事務所に設置されたシステムの画面でリアルタイムに把握できるようになっています。各カメラの映像も事務所側のモニタで一元管理できます。

「現場の従業員は、監視カメラの導入に抵抗を感じたと思います。当社では、決して監視のためではなく、従業員一人ひとりが『食の安全・安心』についての明確な意識を持ち、適正に業務を行っていることを証明するためのものだと説明し、現場のスムーズな受入れを図りました」(杉山氏)

「モニタで一元的に現場の様子を把握することができるため、現場の作業状況が予定どおりに進んでいるかなどが一目瞭然です。事務所で画像を見ながら現場側に適切な指示を出すことができるようになりました。例えば、清掃作業などについては各ゾーン並行して指示を出しつつ作業を進めることができ効率がアップしました」(赤木氏)

事務所では、各現場に設置されたカメラの映像を一元的に管理できるモニタ画面が設置されており、管理者が現場の状況をリアルタイムに捉え、仮に問題があれば即座に駆けつけて指示を出すといった対応も可能。

事務所では、各現場に設置されたカメラの映像を一元的に管理できるモニタ画面が設置されており、管理者が現場の状況をリアルタイムに捉え、仮に問題があれば即座に駆けつけて指示を出すといった対応も可能。

見学コースの休憩室でもある食堂にも、ライブカメラのモニタが設置されている。

見学コースの休憩室でもある食堂にも、ライブカメラのモニタが設置されている。

※savic、ssEZは、アズビル株式会社の商標です。
※FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
※FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2015 Vol.5(2015年10月発行)に掲載されたものです。