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株式会社TOKAIコミュニケーションズ

パケット採取型ログの採用でパフォーマンス問題を解消
インシデント対応のスピードアップを実現

TOKAIグループのシンボルロゴ。未来を照らす光と
グループ企業のシナジー(光の重なり)を表現している。

TOKAIコミュニケーションズでは、全社で共同利用するファイルサーバを運用する中、セキュリティログの取得に起因したシステム負荷の増大により、ユーザのファイルアクセスに関するレスポンスが低下するという課題が発生していました。そこで、ファイルサーバ内ではなくネットワークパケットからログ取得を可能とするソリューションを採用。その結果、レスポンスの低下を解消させるとともに、インシデント対応のスピードアップも達成しました。

セキュリティ対策上で必須となる、ログ取得に伴うパフォーマンス問題が発生

1950年に都市ガス事業を開始して以来、人々の生活に密着した幅広い商品・サービスを提供してきたTOKAIグループ。今日では、LPガスからCATV、住宅設備、保険、ブライダル、介護に至る様々な分野で事業を展開しています。その中で、情報通信領域の事業を担っているのが株式会社TOKAIコミュニケーションズです。個人向けのインターネットサービスをはじめ、法人向けのネットワーク構築、システムインテグレーション、ソフトウェア開発、システム関連アウトソーシングといった一連のITサービスを提供し、需要が高まるデジタル領域におけるお客さまの広範なニーズに応えています。

TOKAIコミュニケーションズは、世の中でますます拡大する情報セキュリティの脅威から、自社のシステムやデータ資産を保護するためのセキュリティ対策についても、以前から真摯(しんし)に取り組んできました。

特に従業員が業務で利用するファイルについては、個々のパソコンには置かず、同社がお客さまに提供しているクラウド型のファイルサーバサービス上に保存。各ファイルやフォルダには、あらかじめ許可されたユーザのみアクセスできる権限設定を行うなど、運用ルールと仕組みを整備しています。

「ファイルサーバに関しては、コンプライアンス上の要請もあって、OSから出力されるアクセスログをファイルサーバで常時取得・保存しています。例えばファイルの改ざんや消去などの不正行為が発生した際には、ログを解析して『誰が』『いつ』『どのファイルに対して』『どういう操作を行ったか』を明らかにできるような仕組みづくりに努めてきました」(小林氏)

しかし、運用を続ける中でユーザや取り扱うファイル数があまりにも増大し、レスポンスが低下するというパフォーマンス上の課題が発生するようになったといいます。

「ファイルサーバは全社で共有しており、社内のほぼ全員が日常的にアクセスするため、日々採取されるログは膨大な量に上ります。それにより、ログローテーション※1が10~15分という間隔で発生し、その処理が行われているタイミングでユーザがアクセスすると、30秒~1分程度レスポンスがないといったことも頻繁に発生していました」(望月氏)

この記事はazbilグループのPR誌azbil(アズビル)の2018 Vol.4(2018年08月発行)に掲載されたものです。