タイの大型複合ビルにアズビルタイランドがBEMSを導入 -ESCO事業により建物全体で年間約4%のエネルギー削減を目指す-

2014年3月24日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)の海外現地法人であるアズビルタイランド株式会社が、ショップ、レストラン、オフィスなどを擁するタイの大型複合ビル「Amarin Plaza(アマリン・プラザ)」からESCO事業を受託し、3月1日より事業を開始したことをお知らせいたします。本事業の実施によりアマリン・プラザは建物全体で年間約4%(45万キロワットアワー)のエネルギー削減、CO2換算で年間240トンの温室効果ガスの排出削減効果が期待できます。事業期間は2014年3月から3年間を予定しています。

これまでアマリン・プラザには、建物設備を管理・制御するビルディングオートメーションシステムが導入されておらず、オペレータが手動で各設備機器の運転を行っていました。さらに、エネルギー消費の把握についても体系的な計測・計量の仕組みを持たなかったことから、建物設備の適切な運転・制御および効率的なエネルギーの使用が難しい状況でした。今回、アズビルタイランドが提案したESCO事業は、新しくBEMS (Building Energy Management System) として当社ビルディングオートメーションシステムsavic-net™FX(セービックネット エフエックス)とポンプのインバータ制御を導入することで、建物全体のエネルギー使用状況の「見える化」や熱源設備の最適な運転・制御を実現し、ポンプ消費電力の削減とオペレータの人的負荷軽減を図るものです。これによりアマリン・プラザは大規模な設備更新をせずに、建物全体で年間約4%のエネルギー削減を見込むことができます。

アマリン・プラザは、バンコクの中心部であるラチャプラソン地区に位置し、1985年開業の店舗300以上、オフィス約30社が集まる22階建ての大型複合ビルです。当該ビルのオーナーである株式会社アマリン・ラチャプラソンは、国際的な課題となっている地球温暖化などの環境問題を重要視し積極的な取組みをスタートさせ、自社ビル運営においてお客さまへの快適性を損なわずに省エネルギーを実現するための有効な手段を模索・検討していました。

アズビルタイランドが採択された理由としては、バンコク市内でのホテル、大規模ビルの省エネ設備改修工事での実績や、アズビルの日本国内におけるESCO事業や建物省エネルギーの豊富な実績・ノウハウが高く評価されたことが挙げられます。

タイなどの新興国では急激な経済発展とともに、エネルギー需要が増加しています。一方では、その有効利用のための技術導入が遅れており、国を挙げての省エネルギー推進が重要視されています。当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、日本で培った建物の空調制御技術と省エネ技術を基盤として、東南アジアの新築、既築ビルに対してBEMS導入による省エネルギーソリューションを展開することで地球環境に貢献してまいります。

アマリン・プラザ

アマリン・プラザ

* savic-net、savic-netFXは、アズビル株式会社の商標です。

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