ビル向け遠隔制御サービスにエネルギー使用量を自動で抑制する機能を追加

2014年4月22日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、ビル空調設備のエネルギーの見える化や省エネ・省CO2を実現する遠隔制御サービス「Web-Infilex™(ウェブ・インフィレックス)」に、建物の年間エネルギー使用量(CO2排出量、原油換算量、電力量)が目標値を超えないように、自動的に遠隔操作で空調設備などの運転を制限し、使用エネルギーを抑制する新機能「CO2(エネルギー)リミット制御」を追加し、4月23日より販売開始することをお知らせします。

Web-Infilexはお客さまの建物に設置されている当社のビルディングオートメーションシステムと当社サーバーをネットワークで接続し、遠隔から建物のエネルギーの見える化や省エネ・省CO2を実現します。省エネ機器などを設置する必要が無く、当社独自の省エネアプリケーションをクラウド型サービスとして提供します。本サービスは導入により年間最大15%の省エネが可能になります。

今回開発した機能は、省エネのノウハウを持つ人材を確保しなくても簡単に省エネを実現したいといった中小規模ビルオーナーのニーズに応えたものです。新機能は、建物のエネルギー使用量の月間目標値と、当月の使用量予測値を比較してエネルギーを抑制する必要があるかを判断し、必要な場合には「室温設定値の自動変更制御」「機器の運転停止制御」などの省エネアプリケーションを実行します。また、本機能はエネルギーの「見える化」も実現します。月間・年間目標値に対するエネルギーの使用状況、省エネアプリケーションの実施状況をWeb画面に判りやすくグラフで表示するため、ユーザーは目標と実績の進捗管理や省エネ効果を、専門知識が無くても確認することができます。

Web-Infilexの販売価格は1ビル2万円~/月。これまでは大規模ビル中心の販売でしたが、販売店の販路を活用することで中小規模ビルへと販売を拡大し、3年後500棟を目指します。

Web-Infilexのサービスネットワーク

CO2(エネルギー)リミット制御の画面イメージ

当社は2012年4月、平成23年度エネルギー管理システム導入促進事業にかかわるエネルギー利用情報管理運営者(BEMSアグリゲータ)として登録を受けたことを機に、中小規模ビル向けにエネルギー管理サービスとして本サービスを提供しお客さまから好評をいただきました。Web-Infilexは、今後、経済産業省が展開する「エネルギー使用合理化等事業者支援補助金注1」などの各種補助事業において、省エネルギーサービスやデマンドレスポンス注2サービスでの活用も見込まれており、さらなる事業拡大を目指します。

当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、お客さまの「安心・快適・達成感」を実現するとともに、地球環境に貢献してまいります。

注1)エネルギー使用合理化等事業者支援事業:事業者が計画した省エネルギーへの取組みのうち、「技術の先端性」「省エネルギー効果」「費用対効果」を踏まえて政策的意義が高いと認められる設備導入費について支援することを目的とした補助事業。

注2)デマンドレスポンス:報酬の支払いなどによって電力の消費パターンを変化させること。

* Web-InfilexのアプリケーションメニューにはCO2リミット制御の他に、入居するテナントごとに電力、ガスや熱量等の各エネルギー使用量の見える化を実現する「テナントビル向けエネルギー見える化機能」や、空調用熱源の最適化運転により熱源の省エネを実現する「学習型VWT制御」があります。学習型VWT制御に搭載された最適値探索技術は「独自のデータシミュレーション技術を活用した極めて高度なシステム」と高い評価を受け、グリーンITアワード2012の「ITによる社会の省エネ部門」において、「経済産業大臣賞」を受賞しました。

* Web-Infilexはアズビル株式会社の商標です。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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