日本最大級のJCSS校正可能気体流量範囲の認定を取得 -JCSS校正証書付の超音波流量計を販売、国際基準に準拠した校正サービスも提供-

2016年11月28日
アズビル金門株式会社

azbilグループのアズビル金門株式会社(本社:豊島区北大塚1-14-3 社長:上西正泰)は、久山事業所内にある校正サービスセンター(福岡県糟屋郡久山町)が、日本最大級*1のJCSS*2校正可能気体流量範囲の認定を取得したことをお知らせします。

当校正サービスセンターは、2003年6月に気体流量におけるJCSS校正事業者として流量範囲6~1000m³/hで登録されましたが、今回、6~4000m³/hに拡大して認定されました。また最大で400kPa*3( abs)まで加圧して50~4000m³/hの流量範囲のJCSS校正を対応できるようになりました。従来加圧状態で使用される流量計にも、大気圧力*4での試験証明書しか発行できませんでしたが、今回の認定拡大により、LNG船やガス会社の幹線ラインに使用されるような大口径の流量計の実量・実圧でのJCSS校正に対応することが可能となりました。

原子力代替エネルギーとして天然ガスの需要が増大するなか、大流量/加圧で使用されるガス流量計のニーズが高まっています。当社はこれに対応した超音波流量計を販売しており、今後実流・実圧校正を行ったJCSS校正証明書付きで供給します。加えて自動車や造船などの製造メーカーの海外進出の増加に伴い、国際的に通用する校正サービスの対応範囲拡大への要求が高まっており、今回の流量範囲拡大はこうしたニーズにも対応するものです。

JCSSとは、計量法に基づき、計測や品質管理の信頼性を確保することを目的に導入された校正事業者を登録する制度です。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)認定センターが、国際標準化機構(ISO)および国際電気標準会議(IEC)が定めた校正機関に関する基準であるISO/IEC17025*5の要求事項に適合しているかどうかの審査を行い、JCSS校正事業者として登録します。当校正サービスセンターは、国際MRA*6対応認定事業者としても認定されているため、発行するJCSS校正証明書は国際的に通用します。

azbilグループとしては、2014年にグループ会社のアズビル京都株式会社内にあるアズビル株式会社技術標準部計測標準グループ京都校正チームで、液体流量計の区分において、0.002~5090m³/hで校正可能となる流量範囲拡大の認定を取得しており、今回当校正サービスセンターの気体流量における流量範囲拡大の認定と合わせて、グループとして校正事業を推進する基盤がさらに整備されたことになります。

アズビル金門は、azbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、信頼性の高い校正事業を展開し、多様なニーズにお応えしていくことで、お客さまの「安心・快適・達成感」を実現するとともに、地球環境に貢献してまいります。

*1独立行政法人製品評価技術基盤機構のJCSS登録事業者の登録による(2016年9月8日現在)。
*2 Japan Calibration Service System(計量法トレーサビリティ制度)
*3 kPa:キロパスカル
*4 大気圧力=101.325kPa
*5 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項。
*6 多国間の相互承認。参加している認定機関の間で相互評価を行い、国際的な基準であるISO/IEC17011で認定機関の運営が行われており、ISO/IEC17025を認定基準としていることが評価されている。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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