「平成30年度 エネルギー使用合理化等事業者支援事業」の公募実績において、化学市場などでアズビルをエネマネ事業者として活用するスキームが採択 - 5年連続、複数事業での採択 -

2018年9月18日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、工場領域において、当社をエネルギー管理支援サービス事業者(以下、エネマネ事業者)として活用するスキームが、「平成30年度エネルギー使用合理化等支援事業」(以下、本事業)に採択されたことをお知らせします。

本事業は、事業者が計画したエネルギー使用合理化及び電気需要平準化の取組みのうち、省エネルギー性能の高い機器・設備ならびに電力ピーク対策に資する機器及び設備を導入する事業に対して、省エネルギー投資促進に向けた支援補助金交付規程に基づき国庫補助金の交付が行われるものです。さらに、エネマネ事業者を活用し、エネルギーマネジメントシステム(EMS)を導入することでより一層の効率的・効果的な省エネルギーを実施する事業については、補助率が上がります。当社は、一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)が行ったエネマネ事業者公募に応募し、平成30年度のエネマネ事業者として5年連続で登録されております。

■当社をエネマネ事業者として活用する事業

事業者名(敬称略) 事業の名称 事業の概要
高野冷凍株式会社 高野冷凍株式会社 後志ホールミール工場における省エネルギー事業 既存の濃縮装置をドライヤーからの廃熱を利用する省エネ型濃縮装置に更新することで、蒸気使用量を削減する。送風機のインバータによる電力削減、空気比調整によるA重油の使用量を削減する。またEMS制御により魚油をボイラー燃料として使用することでA重油使用量を削減する。
東北東ソー化学株式会社 高度晒粉(さらしこ)工場の更新及びEMS活用による省エネルギー事業 高度晒粉工場の更新に伴うプロセス(反応設備、乾燥設備等)の効率化によりエネルギー消費原単位を改善し、EMS活用により更なる省エネルギーを図る。
旭化成株式会社 旭化成株式会社製造統括本部川崎製造所におけるボイラの更新とEMS導入による省エネルギー事業 既存大型ガスボイラ設備を撤去し、ガスタービン発電装置、中型排熱ボイラを導入する。ガスタービン自家発電により電気購入を減らし、ガスタービン排熱利用により蒸気を発生させ、既存ボイラ蒸気を置き換えることで総合熱効率を高め、省エネルギーを図る。EMSにより用役の需要~供給をネットワーク接続し、統合管理による需要監視負荷予測と最適制御によりさらなる省エネルギーを図る。
日本エア・リキード株式会社/
鹿児島オキシトン株式会社
鹿児島オキシトン(株)省エネルギー事業 高効率ガスプラント導入およびEMSの活用により省エネ化を図る。

*SIIの交付決定案件一覧より抜粋したものです。

当社は、エネルギーマネジメントソリューションを重要な事業領域として位置づけており、現在までに様々な省エネソリューションを提供し、豊富な実績とノウハウを所有しています。さらに5年にわたるエネマネ事業者としての実績も加わり、さらなる市場拡大を目指します。

当社はazbilグループの理念である「人を中心としたオートメーション」の下、工場や建物の省エネ・省CO2を実現する様々な手法を提案し、地球環境保全に貢献してまいります。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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