熱式微小液体流量計に計測範囲0.5~50mL/minのモデルを追加、全形番を機能強化して発売開始 -計測レンジの拡大と補正値切り替えにより1台で異なる液体の計測が可能に-

2019年5月13日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、熱式微小液体流量計 形F7Mに、0.5~50mL/minまで計測レンジを拡大したモデルを追加、同時に全形番に利便性を向上させた新機能を搭載し、5月14日より販売開始します。

Thermal Micro Flow Rate Liquid Flow Meter Model F7M

熱式微小液体流量計 形F7M

当社は、長年にわたり気体の流量計に関する豊富な実績を保有しており、その技術を液体流量計にも応用、2017年に0.1mL/minという微小流量計測可能な熱式微小液体流量計 形F7Mを販売開始しました。気泡、脈動、流体温度など流体状態の変化の影響を受けにくく、流体ごとに異なる熱伝導率を補正し、多様な流体を平易に計測できることが特長です。 これまで計測できなかった範囲の流量を測定することにより、お客さまがご使用の送液システムなどの装置や機器において、微小な流量の制御や適正量で流れているかを監視できるため、不具合防止にも役立ちます。F7Mは販売開始以来、半導体洗浄装置、滅菌装置、工作機械の潤滑油計測、定量ポンプ等送液装置の吐出流量計測、産業用インクジェットプリンタなど、さまざまな分野で利用されていますが、今回追加した機能により、さらにお客さまの多様なニーズに応えることが可能となりました。

■機能強化のポイント

  1. 計測レンジの拡大
    ・0.5~50mL/minのモデルが新たにラインナップ。
    (従来は0.1~10mL/min、 0.3~30mL/minの2機種)
  2. 流量補正係数の自動設定機能と1台で異種流体計測が可能となる新機能
    ①液体ごとに固有の補正値(ゼロ点調整値および流量補正係数)を、ゼロ点調整時に流量計自体が自動で演算し、補正パラメータとして自動設定。
    ②外部機器からのデジタル接点信号を受け、流量計に設定された2種類の液種補正値を切り替えることで、1台の流量計で2種類の流体の流量計測が可能。

これまで50mL/min以下を再現性高く計測することができる流量計の選択肢は少なく、当社の熱式微小液体流量計にも流量レンジ拡大の要求が多く寄せられていました。 また、さまざまな液体を塗布するディスペンサ、定量ポンプなどの送液装置や潤滑油の種類が多い工作機械では、計測する液種が多様で、装置メーカーは液種に合わせて流量計の補正係数をそれぞれに手動で設定する必要がありました。この補正係数を簡易に算出できればという声にお応えし、流量補正係数自動設定機能を追加しました。本機能は、ボタン操作や上位機器からのデジタル信号による起動といった簡単な方法で実行することができ、専門的な知識や設備を必要とせずに流量補正することができます。 さらに、同じ配管に2種類の液体を切り替えて流す場合には、計測している流体に合わせて受信機器側で補正演算をする必要がありましたが、流量計が2種類の液体の補正値をパラメータとして保持し、液体の切り替えを察知した上位機器からのデジタル接点信号により変更することで、1台の流量計で2種類の液体の流量計測を可能にしました。


当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、お客さまの「安心・快適・達成感」を実現するとともに、お客さまのニーズに応える製品を提供してまいります。


商品についてはこちらのサイトをご覧ください。
https://www.compoclub.com/products/list/flow/detail/F7M.html

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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アドバンスオートメーションカンパニー SSマーケティング部
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