2つの出力を持ち、設置が容易なアジャスタブル近接センサを販売開始 -調整工数を削減し、設備の稼働率向上に貢献-

2020年3月3日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、1台で2つの出力を保有し、パソコンから動作設定と確認が可能なアジャスタブル近接センサ 形 H3Cを3月4日より販売開始いたします。センサの設置作業を効率化することで、調整工数削減と設備の稼働率向上に貢献します。


アジャスタブル近接センサ形 H3C

アジャスタブル近接センサ
形 H3C


近接センサは、機械加工や搬送の工程等で、検出領域に接近する金属の検出体の有無を検知し、オン/オフ出力するスイッチとして利用されています。従来の一般的な近接センサは、出力が1つで、検出領域内でオン/オフ出力する動作点が固定でした。形 H3Cは、センサ2台分の機能を内蔵しており、検出領域内への検出体の移動に合わせ、動作点を2点設定してオン/オフ出力することが可能です。そのため、それぞれの出力の動作ロジック(オン/オフ)を組み合わせることによって、1台で最大4エリア(OFF/OFF, ON/OFF, ON/ON, OFF/ON)の検出が可能です。

これにより、これまで2台の近接センサが必要だった現場のアプリケーションに1台で対応でき、設置調整作業を効率化できます。例えば工作機械の自動工具交換では、工具の有無、取付け位置のずれなどの正常・異常の検出を2台の近接センサで行っていましたが、形 H3Cは1台で検出が可能です。

また、一般的な近接センサの検出距離は1~10mm程度と短いため、センサが安定して検出できるよう適切な位置に設置するための調整作業に非常に手間がかかる上、作業者によって設置位置にバラつきがあり、検出が安定しないという課題がありました。形 H3Cは、パソコンの専用設定ツールによりセンサの設置位置にかかわらず最適な動作点をオートチューニングで簡単に設定できるため、短時間の調整で安定した検出が可能になりました。

さらにこれまで近接センサの動作状態はセンサ本体の動作表示灯で確認していましたが、センサは工作機械装置の内部等に設置されることが多いため、設置位置によっては見えにくく、装置を動かしながら動作を確認するのが難しいという課題もありました。形 H3Cは、動作状態や動作点と検出体の位置関係をパソコンでモニタリングすることも可能になりました。

■ 特長
1. 1台2出力で最大4エリアの検出が可能
 工数がかかる複数の近接センサの設置位置調整が不要です。
2. 動作点を検出体の移動に応じて自動設定が可能
 検出領域内でもオン/オフの設定が可能です。
3. 専用設定ツールでのモニタリング画面で、検出余裕度を可視化
 装置を動かしながら動作の状態をモニタリングできます。

■販売目標
 初年度:4,500台
 5年後:45,000台

【専用設定ツール】

設定画面

設定画面

モニタリング画面

モニタリング画面

当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、お客さまの「安心・快適・達成感」を実現するとともに、お客さまのニーズに応える製品を提供してまいります。

商品についてはこちらのサイトをご覧ください。
アジャスタブル近接センサ 形 H3C

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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