概　要 低騒音形ケージ調節弁ACN形は、圧縮性流体（蒸気、空気、天 然ガスなどの気体）サービスにおける空気力学的騒音を低減す る調節弁です。 ケージは多孔構造を採用し、「絞り」「拡散・膨張」過程を2段に 組合せた合理的な減圧により、騒音の低減を行います。 バルブプラグはプレッシャバランス構造であり、高差圧流体に 対しても小さな操作力で制御することができます。 さらにACN形では内弁にシールリング構造を採用することで単 座弁並みの弁座漏洩量を実現しています。 このように、信頼性を高めた低騒音形ケージ調節弁ACN形は、 低騒音性、動的安定性を要求される高差圧ラインの制御に使用 できます。 標準仕様 本　体 形　式： ストレート形、鋳造グローブ弁 接続口径： 1-1/2B､ 2B､ 2-1/2B､ 3B､ 4B､ 5B､ 6B､ 8B 定　格： ・JIS 10K､ 16K､ 20K､ 30K､ 40K ・ANSI Class 125､ 150､ 300､ 600 ・JPI Class 125､ 150､ 300､ 600 接　続： ・フランジ形 接　続圧力定格適用規格 ＦＦ JIS10K JIS B2210-1984 ANSI Class 125 ANSI B16.5-1981 JPI Class 125 JPI-7S-15-1993 ＲＦ JIS10K､ 16K､ 20K､ 30K､ 40K JIS B2210-1984 ANSI Class 150､ 300､ 600 ANSI B16.5-1981 JPI Class150､ 300､ 600 JPI-7S-15-1993 ＲＪ､ ＬＧ ANSI Class 150､ 300､ 600 ANSI B16.5-1981 JPI Class 150､ 300､ 600 JPI-7S-15-1993 みぞ/はめこみ形（めす） JIS16K､20K､ 30K､ 40K JIS B2202-1984 ・溶接形 SW(1-1/2B､2B)､ BW(2-1/2B〜8B) 材　料： 本体、トリム材料の組合せと仕様温度範囲は表1 をご参照ください。 構　造： 本体、トリムの構造は図2をご参照ください。 上　蓋： ・一般形（−17℃から＋230℃まで） ・エクステンション1形 　（−17℃を超え−45℃まで） ・エクステンション2形 　 一体鋳造形(−45℃を超え−100℃まで､ および＋230 ℃ を超え＋400 ℃ まで) 一溶接形(−100℃を超え−196℃まで) 注） 材料による仕様温度範囲を超えないよう ご注意ください。 グランド形式： ボルテッドグランド形 パッキン、グリース： ・ グリースなし；V形PTFEパッキン､ 　PTFEヤーンパッキン仕様の場合 ・グリースあり；黒鉛パッキン使用の場合 注）PTFE： Polytetrafl uoroethylene 四ふっ化エチレン樹脂 ガスケット： 常温・低温用高温用常温・低温禁油用 上蓋・本体みぞ付金属ガスケットみぞ付金属ガスケット みぞ付金属ガスケット （PTFEコーティング） ケージ（上） みぞ付金属ガスケットみぞ付金属ガスケット みぞ付金属ガスケット （PTFEコーティング） ケージ（下） スパイラルガスケット （V8590） − スパイラルガスケット （V7590） No.SS1-ACN100-0100 （第10 版） CV3000シリーズ 低騒音形ケージ調節弁 ACN形 1 ※本製品は一般工業市場向けです。 2 8 WEBサービス 製品の最新情報は www.azbil.com/jp/