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1 概  要  J-DMS03 形デジタル・モニタスイッチ(以下DMS)は、マ イクロプロセッサを内蔵したモニタスイッチで、入力信号と 警報設定値を比較して、設定値と入力信号の差により警報接 点を出力します。 特  長 1)計器前面パネルによるデータ表示設定 ・各種設定値はすべてデジタル値による高精度設定 ・視認性の高いデータ表示器で最大5 桁表示 ・工業単位による表示設定 2)多機能 ・4-20mA、1-5V、熱電対、測温抵抗体の直接入力 (測温抵抗体は1 入力、それ以外は2 入力) ・発信器電源供給機能(4-20mA、1-5V 入力) ・開平演算、ドロップアウト機能(4-20mA、1-5V 入力) ・温度信号直接入力(熱電対、測温抵抗体入力) ・バーンアップ、バーンダウン機能(熱電対入力) ・入力信号異常(レンジオーバ)検出機能と接点出力 ・機器自己診断機能と機器故障接点出力 ・入力信号の再発信出力機能(オプション) 3)豊富な警報機能 ・入力値、入力値変化率、入力値偏差に対する上限、下限、 上下限警報機能 4)大容量の警報接点 ・DC125V 回路を直接駆動可 ・警報時接点励磁、非励磁選択可 5)優れた絶縁性 ・電源部、入出力部、再発信部間は相互に絶縁 6)保守が容易な計器前面端子 7)高信頼性 機  能  右図にDMSのアラームの動作を示します。図中( )はア ラーム設定値を表 し、( )はPV 入力、変化率、偏差などの デジタル・モニタスイッチ J-DMS03 形 アラーム発生条件 機能名称No.1アラームNo.2アラーム PV1上限(H) PV1>SP1H PV1>SP2H PV1下限(L) PV1SP1Hまたは PV1SP2H または PV1SP1H PV1変化率 >SP2H PV1変化率下限(DEVL) PV1変化率SP1H または SP1LSP2H または PV2変化率SP1H PV2>SP2H PV2下限(L) PV2SP1Hまたは PV1SP2H または PV2SP1H PV2変化率 >SP2H PV2変化率下限(DEVL) PV2変化率SP1H または SP1LSP2H または PV2変化率PV1-PV2 SP2L>PV1-PV2 両側偏差(HL) SP1H