1 システムパックTM（デジタルタイプ・ファイル形） 積算モジュール J-SAZ90形 概　　要 　積算モジュールは、入力信号をパルスに変換し、積算カウン タと組合わせて連続積算を行います。 積算モジュールは、入力をリニアで比例積算することに加え、 入力リニアライズ機能を標準で装備しており、1台で開平積算 を行うこともできます。 　入力レンジやリニアライズ、出力パルス幅などの各種設定は、 汎用PCで動作する専用ローダソフトウエアで簡単に行えます。 標準仕様 入力信号： 1〜5V DCまたは4〜20mA DC 入力インピーダンス： 1MΩ（電圧入力） 250Ω（電流入力） 入力リニアライズ： 101点折れ点 開平演算： 入力リニアライズを使用（ドロップアウト可） 出力信号： 無接点出力（AC／DC電磁カウンタ駆動用） （形番指定） またはオープンコレクタ 最大許容負荷： 無接点出力； DC24V　250mA オープンコレクタ； DC30V　30mA ON電圧： 無接点出力； 2V以下 オープンコレクタ； 0.4V以下 ON電流： 250mA以下（無接点出力） 仕様回路電圧： DC200V　AC130V以下（無接点出力） 出力最大周波数設定： 無接点出力； 0.000278HzFS〜5HzFS オープンコレクタ； 0.000278HzFS〜2kHzFS パルス幅タイプ： デューティ50％、ワンショットONパルス 幅固定、OFFパルス幅固定から選択 （オープンコレクタ出力のみ） パルス幅時間（ON時間）： 無接点出力； 100ms固定 オープンコレクタ； 50μs〜1s（1μs単位） 入力ローレベルカット： ローカット値を％指定 出力ローレベルカット： ローカット周波数を指定（7桁） 精度： 耐電圧： AC1000V　1分間 （入力−出力−GND−電源端子間相互） 電源： DC 24V　 ％ 消費電流： 200mA以下（24Vのとき） 周囲温度範囲： 正常動作条件； 5〜45℃ 動作限界； 0〜50℃ 周囲湿度範囲： 0〜90％RH（結露しないこと） 取付け： ファイル取付け フロントマスク： 黒色 質量： 250g 付加精度： 電源電圧変動の影響； ±0.1％FS/DC24V　 ％ 周囲温度変化の影響； ±0.15％FS/10℃ 設定ツール設定内容： モジュールID； 半角16文字　全角漢字8文字 入力スケーリング設定； 入力範囲内ゼロスパン設定（0、100％相 当入力を各入力ごとに設定） リニアライズ設定； 101点 入力フィルタリング； なし、あり（移動平均） 出力ローレベルカット； あり（ローレベルカット周波数の可変も 可能：周波数で指定7桁） パルス幅タイプ； 50％デューティ、ワンショットON時間固 定、O F F時間固定選択いずれか選択 （オープンコレクタ出力の場合） パルス幅時間； パルス幅タイプワンショット設定時（オー プンコレクタ出力の場合） 50μs〜1s （1μs単位） 出力ゼロスパン調整；出力範囲（0.00278Hz〜2kHzF.S.）内任意 に設定　最小スパン10C/H 演算周期： 5ms 入出力応答： 120ms最小（0〜90％応答） 絶縁抵抗： DC500V 100MΩ min. （入力−出力−GND−電源端子間相互） ＋10 −15 ＋10 −15 出力最大周波数設定出力スパン幅出力精度 出力スパンに対する％ 0.00278ＨzFS〜 出力最大周波数設定に対して±0.15％ 1kHzFS 50％以上の場合 同50％未満の場合±0.15％×（“フルスケール設定出力 周波数”/2）／（“フルスケール設定 出力周波数”−“0％設定出力 周波数”） 1kＨzFS〜2kHzFS − ±0.3％×（“フルスケール設定出力 周波数”/2）／（“フルスケール設定 出力周波数”−“0％設定出力 周波数”） No.SS1-2320-0650 （第4 版） 11 8 WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/