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2 ■設置上の注意  本器の性能を最大限に発揮させるために、次に述べる設置場 所の選定基準に従って最適な設置場所を選んでください。 設置後の注意: 注意 ・本器を設置後に足場として使用したりすることは、 破損による負傷の恐れがあります。さけてください。 警告 ・本器を取外す場合には、配管及び検出器内部に液体 の残留、残圧などがない状態で作業を行ってくださ い。負傷などの危険があります。 周囲の環境上の注意: ・誘導障害を受ける恐れのある大電流ケーブル、モータ、 変圧器の近くは避けてください。機器の故障や出力誤差 の原因となります。 ・配管振動条件を超える振動の多い場所、腐食性雰囲気の強 い場所は避けてください。検出器の首折れや機器破損の原 因となります。 測定流体上の注意: 測定流体が測定に必要な導電率(組み合わせ変換器によ ります)をもち、かつ導電率の分布がほぼ均一とみなせ るところに取付けてください。 この条件を満たさない場合は、出力の誤差や出力のふらつ きの原因となります。 ■酒税検定の仕様  酒税検定を行い、以下の項目を満足した製品を出荷します。   (1) 器差試験は計量士が行うこと。 (2) 計量法に基づいた基準器検査に合格すること。 (3) 器差試験は水または酒類と相当粘度の液体で行うこと。 (4) 器差試験は流量計を実際に使用する場合の流量を考慮し た3点以上の流量について各3回の試験を実施すること。 (5) 全ての点について器差が指示値の±0.5%以内の場合に 合格とすること。 なお本流量計は5年に1回以上の器差試験が必要となります。 ■付加仕様(オプション) トレーサビリティ証明書: 電磁流量計の計量管理システム構成図、校 正の証明書、テストレポートの3部で構成 されています。 タグナンバー首取付: 指定されたタグナンバーを刻印し、検出器 の首にステンレスワイヤーで取付ます。タ グナンバーの文字数は16文字までとなりま す。使用できる文字の種類は英大文字、数 字、ハイフン(−)です。 その他付加仕様につきましては、別途ご相談ください。 ■基準性能 精度(MGG10C変換器との組み合わせ精度): 弊社による流量計酒税検定テストレポート によります。 ふらつき: 1≦Vs≦10m/sのとき;±0.1%FS以内 0.1≦Vs≦1m/sのとき;±0.1/Vs%FS以内 基準配管振動条件:4.9m/s2(0.5G)以内 測定流体温度範囲: 0〜40℃ 測定可能導電率: 組合せ変換器MGG10C形;50μS/cm以上 測定流量範囲: 表.2の最少設定レンジ、最大設定レンジを 参照ください。 測定流量範囲: 7〜30m3/h 許容圧力: 0.5MPa WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/