ご使用上の注意 1. 本器を可燃性ガスで使用する場合、安全遮断弁の上流側に設置してください。万一配管内に空気が混入し、爆発混合気があると きに落雷などでセンサがスパークすると管内爆発を起こす恐れがあります。過電圧や電源ショートのときは、内蔵の安全回路と ヒューズによって保護されています。 2. 逆火の発生を防ぎ、また逆火が発生した場合でも本器に影響を及ぼさないよう計装面での対策をしてください。 バーナ逆火による配管内の圧力上昇や火炎は故障の原因となります。 3. 本器は形番指定のガス専用です。指定ガス以外の流体には使用しないで下さい。指定ガスより発火温度の低いガスに使用し、 万一配管内に空気が混入し、爆発混合気がある時は、センサに内蔵されているヒータにより管内爆発を起こす恐れがあります。 4. 配管内に脈動が存在する場合には、本器の計測結果に誤差が生じる可能性があります。本器の形番、ガス種類、供給ガス圧力、 本器の設置場所に関わらず選定に際してはご注意ください。なお、詳細につきましては弊社支店、営業所にお問い合わせください。 脈動が存在する条件 1） 配管内面が蛇腹形状（凹凸）になっているフレキシブル配管（材質を問わず）にて、その長さが500mm以上となる場合。 ただし、フレキシブル配管であっても、ゴムホースの様に内面が平滑な配管では脈動は発生しません。 2） 配管にレシプロ式、ロータリー式の昇圧器（ガスブースター）、およびルーツメータの様な回転運動を伴う流量計が設置され ている場合。 5. サビなどのある配管あるいは、塵埃などを含んだ大気を計測する場合には、上流側にストレーナを設け、異物が本器内にに流入 しないようにしてください。異物が流入すると、動作不良になることがあります。 6. 室外で使用するときは、直射日光や雨に直接当たらないよう日除け、雨除け対策を施してください。 7. 振動が加わる場所に設置しないでください。 振動による流路内の気体の移動により指示値にずれを生じることがあります。 12 WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/