5 ●気体 本流量範囲は、実流量〔actua l〕で表示してあります。 標準状態で流量が与えられた場合は、必ず実流量に換算してから本表により流量範囲、または口径を決定してください。 ○最小流量決定 例.1 0.85−0.5 Qmin＝38＋−−−−−−−×（47−38）≒45m3 0.85−0.4 /h または、実密度を算出して求めることもできます。 20 ℃、0.5MPaの空気の実密度ρは、 273.15 0.1013＋0.5 ρ＝1.293×−−−−−−−−×−−−−−−−−−≒7.04kg/m3 273.15＋20 0.1013 11−7.04 Qmin＝38＋−−−−−−−×（47−38）≒45m3/h 11−6 例.2 流体：炭酸ガス、温度：5〜30℃ 、圧力0.8〜1.5MPa、最大流量： 1800m 3/h（normal）の場合の最小流量、および適用口径は? 先ず実最大流量を求め、口径を決定します。温度、圧力に幅のあ る場合、最大流量算出時は、温度は高い方、圧力は低い方を基準に 273.15＋30 0.1013 QMax.＝1800×−−−−−−−−−×−−−−−−−−−≒228m3/h 273.15 0.1013＋0.8 1.7−1.5 Qmin＝8＋−−−−−−−×（9−8）≒8.3m3/h 1.7−0.95 注）計算結果が小数点のついた数値であった場合、最大流量の場合 は、切捨て、最小流量の場合は、小数点以下切上げます。 最小流量（m3/h） 最大流量 精　　度（m3/h） 15 表す量の± 1 ％ フルスケールの±1％ 9.4◎ 33 25 表す量の± 1 ％ 68 130 フルスケールの±1％ 23 40 表す量の± 1 ％ 110 57 33 20 16 13 11 9 6 290 フルスケールの±1％ 39 50 表す量の± 1 ％ 110 73 43 31 26 22 18 15 12 10 490 フルスケールの±1％ 63 80 表す量の± 1 ％ 200 108 80 67 56 47 38 32 26 22 1100(1380) フルスケールの±1％ 140 101 80 67 56 47 38 32 26 22 100 表す量の± 1 ％ 260 174 140 115 95 80 66 55 45 37 1850(2370) フルスケールの±1％ 240 174 140 115 95 80 66 55 45 37 150 表す量の± 1 ％ 520 380 300 260 210 180 150 120 110 110 4180(5160) 気体の種類密度kg/Nm3 気体の圧力MPa（gauge） 温度20℃ （参考）気体の粘度 アセチレン1.175 0.00943（mPa・s） ア　ル　ゴ　ン1.785 0.007 アンモニア0.771 0.0092 一酸化炭素1.250 0.0166 エ　タ　ン1.357 0.0085 エ　チ　レ　ン1.264 0.0097 空　　　　　　気1.293 0.017 酸　　　　　　素1.429 0.0192 水　　　　　　素0.0899 0.0084 炭　酸　ガ　ス1.977 0.0138 窒　　　　　　素1.251 0.0166 都　市　ガ　ス0.802 0.01 天　然　ガ　ス0.828 0.0107 フレオン− 125 5.533 0.0127 プ　ロ　パ　ン2.020 0.0075 ブ　タ　ン2.703 0.0069 メ　タ　ン0.717 0.0103 注）呼び径15mmの場合、◎印は、精度がフルスケールの±2%を表します。最大流量の（ ） 内は、精度が表わす量の±1.5%の場合です。 口　径 mm 密度kg/m3 C 表 D 表 − 6.9◎ 5.4◎ 4.6 3.8 3.2 2.6 2.2 1.8 1.5 − 12 7.2 4.0 3.2 2.6 2.2 1.8 1.5 0.38 0.7 1.2 2.0 3.6 6 11 19 34 (60) 37 22 13 10 8 7 6 5 4 17 13 12 10 8 7 6 5 4 8 29 23 19 16 13 11 9 8 6 46 37 31 26 22 18 15 12 10 3 − 3.6 − − − − − 4.4 − 3.3 − − − 1.1 3.2 2.4 − − − − − − − − − 0.35 − − − − − − − − 2 4.6 2.8 2.6 2.8 2.7 2.5 − 1.7 2.8 4.5 4.3 1.56 1.7 1.2 − 1.65 1.05 2.55 1.55 1.4 1.55 1.5 1.35 − 0.95 1.55 2.45 2.4 0.27 1.9 0.65 2.8 0.9 0.55 1.45 0.85 0.8 0.85 0.85 0.75 − 0.5 0.85 1.4 1.35 0.12 0.49 0.34 1.55 0.55 0.26 0.75 0.42 0.37 0.42 0.4 0.35 − 0.23 0.42 0.7 0.68 0.02 0.22 0.14 0.8 0.23 0.12 0.42 0.21 0.18 0.21 0.20 0.17 4.2 0.1 0.21 0.38 0.37 − 0.09 0.04 0.44 0.08 0.02 0.21 0.07 0.06 0.07 0.07 0.05 2.3 0.01 0.07 0.17 0.16 − 0.01 0 0.2 0 − 0.07 0 0 0 0 0 1.33 − − 0.06 0.06 − − − 0.08 − − 0 − − − − − 0.73 − − − − − − − 0 気体（粘度 0.017mPa・P） 最小流量（m3/h） 呼び径 mm 密度 kg/m3 10 15 25 40 50 80 100 150 0.38 3.1 6.5 16 27 44 96 165 359 流体：空気、温度：20℃、圧力：0.5MPa（gauge）、配管口径： 80mmの場合の最小流量は? D表の空気0.4MPaと0.85MP aの口径80mmにおける最小流量は、対 応するC表から、それぞれ47m3/h、および38m3/hとなります。した がって圧力0.5MPaでは、比例法により C表より、密度6、口径80mmの場合の最小流量は、47m3/h、同じ く密度11の場合は、38m3/h。したがって密度7.04の場合の最小流 量は、比例法により したがって、口径は40mm、最小流量は、温度の低い方、圧力は高 い方を基準にします。 C表、D表より口径40mm、圧力0.95MPaの場合最小流量は、9m3/h、 圧力1.7MPaの場合は、8m3/h。したがって比例法により、 します。したがって、実最大流量は、 ご使用になる気体の圧力に最も近い値（低い方の値）をD表で読み とり、同じ欄を上にたどり、C表の希望口径との交点の値を最小流 量とします。厳密に最小流量を決める必要があれば、次の要領で計 算し、決定します。 0.7 2.3 4.8 12 20 33 71 122 265 1.2 1.8 3.7 9.0 16 25 54 93 202 2 1.6 6.2 7.8 14 22 47 81 176 3.6 1.3 2.7 6.4 11 18 39 67 145 6 1.1 2.2 5.4 9.1 15 33 56 122 11 0.9 1.8 4.5 7.4 13 27 46 100 19 0.8 1.5 3.7 6.2 11 23 39 83 34 0.6 1.3 3.1 5.1 8.4 19 32 39 60 0.5 1.1 2.6 4.3 6.9 16 26 57 2 42 WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/