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15 3. プロセス条件に関する留意事項 (1)キャビテーションの防止 液体で使用する場合、キャビテーションが発生しないよう に下式で計算した値以上のライン圧力をとってください。 P≧2.60ΔP+1.25Po(MPa [absolute]) ここで ΔP:圧力損失(MPa) Po :液体の蒸気圧(MPa [absolute]) (2)脈動 送風機としてルーツブロア、コンプレッサなど、脈動圧力 を発生するものを使用しているラインに、本流量計を設置 する場合、脈動の影響を受ける場合がありますので、注意 してください。なお、脈動圧力の許容値は次式によります。 N< 22ρV2(Pa) ここで、N:脈動圧力(Pa) ρ:密度(kg/m3) V:最小流速(m/s ) また、停止時においても、脈動の影響を受けて出力する可 能性がありますので、注意してください。脈動圧力が大き い場合には、下記の対策が必要です。 @ 脈動源を流量計の下流側にする。 A 脈動減衰器を設置する。 B 流量停止時には、流量計の前後のバルブを閉める。 C デジタルフィルタを設置する。(停止時誤発信対策) 2 42 WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/