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5 SFCによる操作: ・パラメータ設定 ダンピング0〜100sec 比重 0.1〜1.6 (比重変更範囲を参照してください) バーンアウトNON、UP、DOWNより選択可能 スパンレンジ内で自由に変更可 ・調整 ゼロ調整  ※ 現場に設置後、必ず行う必要があります。 スパン調整 ぴったり調整          ※ ガラスゲージの指示値に液面計出力をあわ せるために、0〜100%の中間レベルでもゼ ロ調整できる機能です。 ・SFC画面での表示 入力液位 PV値 トルクチューブ温度 計器部温度 ・校正 SFCを使っておもりによる校正が可能 ・その他 自己診断機能 外部調整機構による操作: 計器外部からマイナスドライバを使用し、ゼロ 調整、スパン調整、ダンピング設定が行えます。 ただし、内蔵指示計を持たない仕様では、当操 作は行えませんのでご注意ください。 比重変更範囲: ・SLXを製作するためには、発注時に測定する液体の比重 指定を行うことが必要です。ただし、下記の範囲ではフ ロートを交換することなく、SFCによる比重設定を変更 するだけで対応可能です。 ・SFCによる比重変更範囲は、フロートサイズを決定する中 比重(SLX110)/低比重(SLX120)によって異なりま す。 なお下記に示すように、低比重(SLX120)の界面計(比 重計)仕様の場合において、制限がありますのでこ注意 ください。 (1)中比重(SLX110): 1)液面計仕様の場合は、表1-1「比重範囲」における中比重 範囲内であれば変更可能です。 測定範囲(mm) SFCによる比重γの変更範囲 300〜499 0.6≦γ≦1.6 500〜2000 0.4≦γ≦1.6 2) 界面計(比重計)仕様の場合は、表1-1「比重範囲」にお ける中比重範囲内であれば変更可能です。 測定範囲(mm) SFCによる比重差Δγの変更範囲γ3(orγ5)の範囲 300〜499 0.6≦Δγ≦1.6 γ3(orγ5)≦1.6 500〜2000 0.4≦Δγ≦1.6 γ3(orγ5)≦1.6 ただし、パラメータは下記の通りとなります。  ・界面計:Δγ=γ3―γ2、γ3>γ2 γ2:上層液の比重  γ3:下層液の比重  ・比重計:Δγ=γ5―γ4、γ5>γ4 γ4:比重測定範囲の上限値  γ5:比重測定範囲の下限値 (2)低比重(SLX120): 1) 液面計仕様の場合は、表1-1「比重範囲」における低比重 範囲内であれば変更 可能です。 測定範囲(mm) SFCによる比重γの変更範囲 300〜499 0.2≦γ<0.6 500〜699 0.15≦γ<0.4 700〜2000 0.1≦γ<0.4 2) 界面計(比重計)仕様の場合は、下表のような変更制限 があります。   ・比重差ΔγをSFCで入力します。   ・比重変更内容によっては、標準仕様外となり基準特性の精度 を満足しないこともあります。変更後の精度を確認するため には、6ページに記載しているSLXの精度確認用計算式にお いて、比重γの代わりに比重差Δγを代入することで簡易的 に求められます。 測定範囲(mm) 300〜2000 初期指定値の ±10%まで 初期指定値の ±5%まで 変更パラメータ γ2、(γ4) 変更パラメータ γ3、(γ5) 3 1 WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/