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3 ■ HGC303ガスクロマトグラフの仕様 1)分析部仕様 測定方式 測定ストリーム数 測定成分数 分析周期 検出器 対象ガス 測定条件(vol%) 出力成分名レンジ最低検出量 PV1 C 6 + 0-0.2 0.01 PV2 C 3H 8 0-10 0.25 PV3 i-C 4H 10 0-5 0.05 PV4 n-C 4H 10 0-5 0.05 (PV5) (neo-C 5H 12) (0-1) (0.01) PV6 i-C 5H 12 0-0.5 0.01 PV7 n-C 5H 12 0-0.5 0.01 PV8 N 2 0-15 0.1 PV9 CH 4 50-100 --- PV10 CO 2 0-10 0.05 PV11 C 2H 6 0-10 0.05 (総)発熱量出力   繰り返し性 μTCDセンサ 天然ガスをベースとする各種ガス ガスクロマトグラフ 1 11 300秒 ±0.05%rdg (被測定ガスの発熱量が46MJ/Nm3の場合は  ±23kJ/Nm3) 2)構造仕様 大きさ 重量 材質本体 恒温槽 接ガス部 センサ 塗装色 防水防塵レベル W:100mm×D:115mm×H:244mm 3.5kg アルミダイキャスト 316L SS or 316 SS 304 SS、ポリイミド 白金、ガラス、金 メタリックグリーン(マンセル5G7/8) IP65 3)周囲環境仕様 周囲環境クラス 温度 相対湿度 温度変化率 5〜40℃(常用使用温度) −40〜70℃(輸送保管条件) 5−95%RH 0.5℃/分 温調区域専用(JIS C1804 区分B3クラス) 4)測定ガス仕様 測定対象ガス 供給温度 供給圧力 流量 ダスト・ミスト 水分 20〜70ml/min. あってはならない 2000ppm以下 天然ガス、および液化天然ガスをベースとするガス −10〜50℃ 2.5〜490kPa(ただし併用する流量計の入口圧力) 5)その他仕様 自己診断機能内蔵 自動校正機能内蔵 総和補正機能内蔵 分析部仕様補足説明: HGC303は、被測定ガスを充填カラムに通し、成分毎に分離 します。分離された各種成分は、キャリアガスとの熱伝導率の 違いをTCDセンサで測定し、その測定値からあらかじめ求めて おいたガス濃度と熱伝導率の関係にあてはめ、濃度値を出力す るTCD(熱伝導率センサ)方式のガスクロマトグラフです。 なお、測定可能な成分は左表の通りであり、CH4からC6+ま での飽和炭化水素と、N2、CO2です。出力は成分毎にFOUNDATION FieldbusTMに準じた信号で、PV1〜PV11までに割り付 けられ出力されます。また、被測定ガスの測定可能な濃度はレ ンジ欄に記された範囲内であり、かつ測定可能な最低検出量が あります。被測定ガスが、最低検出量以下にならないことが原 則となります。 構造仕様補足説明: HGC303は、非常に小さなガスクロマトグラフです。耐震性 にも優れています。 周囲環境仕様補足説明: HGC303は、JIS C-1804:「工業プロセス計測制御機器の使用 環境条件」で定める温調区域専用機器です。従来のガスクロの ように空調等のご用意は必要ありません。 測定ガス仕様補足説明: 測定対象ガスは、天然ガスをベースとするガスです。詳しく は分析部仕様に記した成分名と濃度の範囲内であることをご確 認ください。 13A :測定可能 NG(各種天然ガス) :測定可能 12A :N2とO2の分離不可のため測定不可 P13A :C3H8、C4H10の濃度範囲を超過するため測定不可 SNG :H2、CO等の測定できないため測定不可 5 1 WEBサービス製品の最新情報はwww.azbil.com/jp/