データエンジニア

Iotエージェントの担い手となり、ものづくりの要となる技術者
IoTエージェントの担い手となり、ものづくりの要となる技術者

azbilグループでは、超スマート工場に勤務するこれからのエンジニアを「データエンジニア」と定義します。データエンジニアは、安全と生産の知識、「IoT エージェント」を使いこなすデータ分析力と実装管理力を備え、運転責任者として意思決定ができる裁量の持ち主でもあります。そして常に現場で求められる価値を見極め、その実現のための課題を抽出できる、ものづくりの現場に欠かせない人材です。

データサイエンティストではなく、データエンジニアがものづくりの要

データエンジニアが生み出す新たな価値欧米ではデータサイエンティストが注目されていますが、現場力を有する日本の製造現場の場合、データエンジニアがデータサイエンティストの役割を担うことになります。現場を持ち、現場が生み出す価値を知り、またその現場が抱える課題も知る者「データエンジニア」は、目的を明確にして「その課題を解決する・新たな価値を生み出す」仮説を立て、データを使って、どう現場に役立つ仕組みとして実装するかを考えるごとが重要です。

IoT/ビッグデータ時代のプロセスプラントの理想形

いままでの「Event-driven型プラント運転」から「Data-driven型プラント運転」へ。

これまでDCSに代表される自動化技術は、作業効率を高めることで運転課組織の横方向の統合を実現してきました。これからのIoT技術は、組織の縦方向の統合に寄与し、就労人口の減少が進む中でも、これまでと同等以上の安全と効率的な生産を実現。その時、データエンジニアは、IoTエージェントを部下として、事業目標(組織目標)を達成するための課題解決と安全で効率的な運転をマネージメントします。

「Event-driven型プラント運転」から「Data-driven型プラント運転」への変化

データエンジニアに求められる能力・技能

  • プラントの安全、生産への知識
  • IoTエージェントを使いこなすデータ分析力
  • IoTエージェントを実装管理できるエンジニア力
  • 運転上の責任者としての意思決定ができる裁量
  • そして、組織目標達成に向けての課題設定力

データエンジニアに求められる能力・技能

「データサイエンティスト」はよく耳にするが「データエンジニア」とは?

2017年2月3日に開催された人材育成に関する構造改革徹底推進会議(日本政府の未来投資会議の下部会合)の参考資料2※1にある福原先生(一橋大学/IGS社CEO)、日本アイ・ビー・エム株式会社、アズビルのコメントを引用して説明します。

データエンジニアの特徴とデータサイエンティストとの違いの説明

アズビルのデータエンジニア・トレーニングプログラム

アズビルは、お客さまのデータエンジニアに対する各種IoTエージェントの実装管理と運用に関するトレーニングプログラムを提供しています。

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