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Interview

内定者による社員インタビュー

取締役 代表執行役社長 山本さん
お話を聞いた先輩

取締役 
代表執行役社長
山本さん

Q1. 社長自身がアズビルに入社した理由

私が子供の頃、毎年夏休みは徳島にある祖父の家で過ごしていました。近くの川で泳いだり、海で魚を釣ったりしていましたね。中学生の頃に再度徳島を訪れた時、昔はとても綺麗だったその川が汚れているのを見て、心が痛みました。それがきっかけで、大学では衛生工学を学び、下水処理を専攻しました。その流れで、少しでも地球環境を良くするために、アズビルに入社を決めました。この会社でバリバリ仕事をしたかったという理由もありますね。入社当時、アズビルの資本金は42億円で、実は大学の同期の中では最も小規模な会社でした。だからこそ、たくさんの仕事を早く経験できると思い、アズビルを選びました。結果的に、想像していた通りだったので、その決断は良かったと感じています。

Q2. 新人時代の苦労や成長につながったようなエピソード

会社の仕事には、一人で完結できるものと、他人の協力が必要なものがあります。私が入社した部署では、個人で完結できる仕事が多かったです。しかし、部署が変わると、一人では完結しない仕事が増えました。最初はつい自分で全部やろうとして、できない仕事を引き受け、結果的に周囲に迷惑をかけてしまいました。その経験から、自分にできないことは、できると言わないこと、できないと思ったらすぐに相談することの重要性を学びました。助けてくれた同僚には本当に感謝しています。仕事は一人ではできないので、そのために会社がありますよね。この時に鼻を折られた経験が今に活きていると思っています。

ただし、他人に頼りすぎるのもよくありません。自分の考えで仕事を進めることも大切です。自分で考えて仕事をすることで、間違ったときに学びがあります。自分で考えて仕事をすることと、人の言う通りに動くことは全く異なるので、ぜひ主体的に考えて仕事をしてみてください。

あと、細かなことにも気を配ることも重要です。些細なことでも一つひとつの仕事を大切にするということを、先輩に怒られて気づきました。小さなことでも、考えるのとそうでないのでは、積み重なって大きな違いを生むと思います。

取締役 代表執行役社長 山本さん

Q3. 将来アズビルにどうなってほしいか

現在、世界は厳しい状況に置かれていると思います。特に地球環境問題は深刻です。アズビルを含め様々な企業や団体が環境問題への取り組みを進めていますが、残念ながらまだ進んでいない分野もあります。そのような分野に関しては、競争ではなく、みんなで手を取り合って協力していくべきだと考えています。技術水準や商品のレベルを考えると、アズビルが取り組むことによって世界で一番良い状態をつくることができる領域があります。現在のアズビルの活躍の場はまだまだ日本中心ですが、「アズビルが得意な領域は世界全体で広めていく。不得意なところは他社に任せる」という形で、現在の厳しい状況を何とか良くする方向に持っていきたいと思います。この考えを広めるために、先日、国連の会議に出席してきました。過密なスケジュールでしたが、良い機会だったと思います。

また、アズビルは持続可能な社会に直列に貢献していきます。「人を中心としたオートメーション」という企業理念はすごく気に入っています。最後はすべて人が関わることなので、人が安心して、働きやすく、満足を感じる状態をつくる。今はこの方向に向かって進んでいますが、まだ達成すべきことは多くあります。そのために、製品の強化や人材の育成に注力し、社員が満足して充実した生活を送ることができる会社を目指しています。これによって、社会に対して大きな貢献をしていきたいと考えています。

Q4. 社長の「自分履歴」の中で1番のブレークスルーは何ですか

2つあります。1つは私が米国のある会社へ出張していた時のことです。当時は部長という肩書でした。会議をするということで海外の取引先へ訪問しました。相手側は会議が始まるとすぐに私の考えを尋ねました。実はその当時は英語があまり得意ではありませんでした。当時からStep by Stepで少しずつ語学力を伸ばしていましたが、当初は学会でプレゼンはできても質疑応答ができないというレベルでした。けれども、その時の私は完全に追い込まれていて、「失敗は許されない」と思いました。同時に、相手がとても真剣であることも感じ取りました。すると、なぜか英語が話せるようになりました。感覚的にはこの会議の時に自分の英語のレベルがググっと上がったように感じました。“3か月の勉強よりも10分の本番”、これは間違いない。それと、まず手を挙げることも大事ですね。そうしないと本番にならないからです。とても緊張しましたが、これが1つのブレークスルーです。

もう1つは失敗の経験です。お客さんに提案をする際の出来事です。いくつか提案を用意していましたが、「こんなもんかな」という感覚で提案をしてしまいました。相手にそれを見透かされ、こっぴどく怒られました。挽回するべく、私は新しく資料を用意しリベンジを試みました。しかし、直前でミスに気が付きました。“まずい”と思いました。手が震えてキーボードが使えないほど動揺していました。結果的に遅刻し「だめだ。また失敗してしまった」と思いましたが、仕方ないと割り切り、会議に向かいました。しかし、会議室の中では皆が談笑していました。どうやら、偶然近くで事故が発生した後だったようでその話題で持ちきりでした。その光景に面食いましたが、修正版の提案書を提出し、それを認めてもらうことができました。「人事を尽くせばなんとかなる」ですね。逃げ出したくなるような出来事が起きたとしても、向き合ってみることが大事だと思います。

取締役 代表執行役社長 山本さん

Q5. 就活生にメッセージ

私が皆さんくらいの年齢だった時と比較して、世の中の不安定さが圧倒的に高まっていると思います。しかし、日本という国はものすごいポテンシャルがあると思っています。皆さんのこれからの人生は間違いなく幸せなものにできます。なので、あまり不安にならないで自信をもって社会人になってください。ただ、情報があふれている世の中ですので、あまりそれに惑わされない方が良いと思います。社会人になる皆さんへのメッセージです。

幸せの形は人によってさまざまありますが、私はせっかく仕事をするからには楽しく働き、「充実した人生だな」と感じてもらえるようにした方が良いと考えています。アズビルはまさにそういう会社を目指しています。同時に私は持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献がとても大切だと思っています。アズビルの事業はそれ自体が直接的に環境に貢献する事業です。先ほど、未来は明るいと申し上げました。しかし、放っておくとそうはなりません。仕事を通じて「世の中を快適に、幸せにしたい」「世の中のために何かをしたい」と思うのであればぜひアズビルを一考してみてください。アズビルは持続可能な社会に直列につながっているので、事業をすればするほど社会に貢献することができます。

海外事業の育成や省エネ分野以外への進出などやらなくてはならないことがたくさんあります。このような事に興味がある方も大歓迎です。是非、アズビルの扉を叩いてみてください。

最後に、これから社会に出る準備をしている就活生の皆さんには、「行動と体感」を実践することを意識していただきたいと思います。そのためにも行動の際にぜひ「自分ごと」を大切にしてください。人の行動は自分の意思であるときとそうでないときの2通りあります。「なんとなく自分で選択していること」と「自分ごとにできていること」は別です。「自分でこうしよう」と思うだけでなく、自ら動き、働きかけること。そして動いて感じることが大切です。その行動によって得られるフィードバックをさらに次につなげていってください。そうすることによって、さらなる成長が可能となります。まずは一歩、勇気を出して踏み出してみてください。

取締役 代表執行役社長 山本さん
担当:辻井・池田