
システムエンジニア
AACエンジニアリング本部エンジニアリング管理部プロセス管理グループ
岩ケ谷さん
Q1. 入社理由
大学では化学工学を専攻しており、将来はその専門知識を活かせる企業に就職したいと考えていました。数ある企業の中で、アズビルは「人を中心としたオートメーション」という企業理念を掲げ、技術だけでなく人とのつながりも大切にしている点に共感しました。技術開発に専念するのではなく、人と一緒に課題解決を図る仕事がしたいという強い思いがあり、その価値観が企業文化と一致していたため、最終的にアズビルを選びました。
Q2. 仕事内容
システムエンジニアとして、主にアドバンスオートメーション事業の一環であるDCSと呼ばれるシステムの構築に携わっています。このシステムは、工場やプラントの自動化を図るために、リアルタイムで製造プロセスの監視や制御を行うものです。海外勤務では、日本国内で働いていたときよりも担当する業務範囲が広く、通常のエンジニアリング業務に加え、営業活動やシステム納入後のサービス業務にも対応しています。海外での事業拡大を図るための施策を考えることも重要な役割です。
Q3. 一日のスケジュール
日によって業務内容は大きく異なります。お客様の工場やプラントで問題が発生した際には、早期解決に向けて調査や対応に奔走することもあります。
また、別の日には進行中プロジェクトの処理に追われることもあります。日本人のお客様が日本語での対応を希望された場合には、技術的な内容を直接提案・説明する場面も多くあります。多忙ではありますが、日々充実感を持って仕事に取り組んでいます。
「どのようにプロジェクトが進んでいくのか」や「アズビルの技術を建物にどうやって活かしていくのか」を学び、今の部署にもつながる貴重な経験が出来ました。
Q4. やりがい
アズビルの事業拡大において、海外市場での成長は欠かせません。海外赴任者の数は限られていますが、その一員として責任を持ち、アズビルの事業拡大に貢献できることに大きなやりがいを感じています。
責任は重大ですが、それを乗り越えたときの達成感は非常に大きく、海外ならではの多様な経験が仕事の楽しさにもつながっています。
Q5. 職場の雰囲気
海外の職場は、年齢層が若い社員が多く活気にあふれています。黙々と作業するというよりも、みんなで和気あいあいと仕事をしています。
Q6. 活躍している社員の特徴
自分で考えて行動している人が活躍している印象があります。先を見据えて前向きに取り組んでいる人です。自分の視野を広げようとする人や、自分の考えを実行に移すことができる人は仕事ができると思います。
Q7. 入社後のギャップ
自分のミスが大事故を招くかもしれないという大きな責任とプレッシャーは、入社前には想像していませんでした。入社したばかりの新人の頃も、現在の海外赴任中も、システムの立ち上げ時はそわそわしてしまいます。
Q8. 海外勤務に必要なキャリア
ある程度の仕事をこなせる人が赴任しないと、会社の業務が回らなくなってしまうため、一定の経験を積んでから赴任する方が良いと思います。日本で働いているときから、自分の専門分野に加え、さまざまなことにアンテナを張り、知識と人脈を広げていくことも必要だと考えています。
言語については、必ずしも流ちょうに話す必要はなく、それほど気にしなくも大丈夫だと思います。
Q9. 日本とのギャップ
確かに文化や考え方の違いはありますが、それも理解しながら仕事も生活も楽しんでいます。また、東南アジアは英語が母国語ではない国が多いため、非ネイティブ同士が相手に配慮しながらコミュニケーションをとることになります。その点も自分には合っていると思います。
Q10. 今後のキャリアプラン
今後もアズビルの海外事業拡大に貢献し、海外市場でのアズビルの存在感を高める役割を担いたいです。海外勤務には多くの困難がありますが、その分さまざまな刺激と成長の機会があり、個人的な成長にもつながります。可能な限り海外勤務を続け、事業拡大をリードしていきたいと考えています。
Q11. 就活性に一言
企業選びにおいて、職場や職種が自分に合うかどうかには運の要素もありますので、最も大切にしてほしいのは「企業理念への共感」です。自分の価値観と企業理念が一致しているかを見極めることで、入社後も長期的に自分を成長させる環境に出会えると思います。
会社には企業理念を見て共感した人々が集まります。企業理念を理解し、自分がその一員として貢献できるとイメージできる企業を選ぶことが良いと思います。
2024年12月時点