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山武記念館の見学者数

山武記念館の見学者数

アズビルの歴史を紹介する施設として開設

1906年に山武商会として創業して以来、日本のオートメーション分野を牽引し、大規模ビルや工場・プラントなどの課題解決に貢献してきたアズビル株式会社。2012年4月に社名を「山武」から現在の「アズビル」へと変更したのを機に、「山武」の100年以上にわたるオートメーションの歴史を未来へと継承するため、2012年に藤沢テクノセンター内に山武記念館を設立しました。

館内では、創業者・山口武彦の足跡や歴代製品、取組みなどを紹介しています。2024年度の見学者数は647人となり、お客さまをはじめ、パートナー、投資家、学生、azbilグループ社員やOBなど幅広い皆さんにご来館いただきました。こうした来館者の広がりは、山武記念館がアズビルの歴史と実績を社会に伝える場としての役割であることを示しています。

エポックメーキングな製品の実物展示に加え、パネルで歴史の流れもわかりやすく紹介

エポックメーキングな製品の実物展示に加え、パネルで歴史の流れもわかりやすく紹介

先人の知恵を受け継ぎ、未来へ歩む

山武記念館には、全部で五つの展示室があります。最初の展示室では、山口武彦の人物像を紹介し、日本の産業の近代化に向けて奮闘した姿を伝えています。続く展示室では、戦前の工業計器や高度成長期を支えたアナログパネル計器、さらにデジタル時代を切り拓いたプラント監視制御システムTDCS™ 3000や空調制御システムSAVIC™など、各時代を象徴する製品を解説パネルとともに紹介。展示を通じて、「人間の苦役からの解放」「Savemation(セーブメーション)」そして「人を中心としたオートメーション」へと理念を発展させてきたアズビルの軌跡を、産業・建物オートメーションの歴史と重ねながらたどることができます。

また、2023年に実施した山武記念館のリニューアルでは、azbilグループの理念である「人を中心としたオートメーション」に立ち返り、「人」に焦点を当てた展示へと進化しました。創業者・山口武彦の人柄を伝えるストーリーや写真から、時代の変化を乗り越え山武からアズビルへと会社を牽引してきた歴代社長の紹介に至るまで、製品や技術だけでなく、それらを担ってきた人々の歩みを通してアズビルの歴史を体感できる構成となっています。

「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」──山武記念館では、先人たちの知恵とチャレンジ精神に触れ、アズビルの理念や活動への理解を深めていただく場として展示の充実を図っていきます。

※Savemation、TDCS、SAVICは、アズビル株式会社の商標です。
山口武彦の軌跡を写真パネルで紹介。幼少期や渡米時代の写真に加え、パスポートや手紙なども展示

山口武彦の軌跡を写真パネルで紹介。幼少期や渡米時代の写真に加え、パスポートや手紙なども展示

  • *山武記念館の見学のご希望については、担当営業へご連絡ください。