シンガポールに「東南アジア戦略企画推進室」を設立 - 東南アジア地域における事業展開を加速 -

2018年3月29日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、このたび東南アジア地域において事業支援ならびに管理の一元化を通じて域内現地法人のさらなる成長と発展を図ることを目的とし、シンガポール共和国において支店を設け、2018年4月1日から「東南アジア戦略企画推進室」を開設して、同地域での横断的な事業推進・戦略企画・経営管理機能を担ってまいります。

当社は、グループ理念「人を中心としたオートメーション」の探究を通じて、急激に変化する環境下においてもお客さまへの価値提供を継続的に行うために、「技術・製品を基盤に、ソリューション展開でお客さま・社会の長期パートナーとなる」こと、「海外事業を次のステップへ。地域の拡大と質的な転換でグローバル展開」を掲げ、さらにその具現化に向け「体質強化を継続的に実施できる学習する企業体となること」の3つを経営方針として掲げています。

azbilグループでは、これまでは主力事業であるビルディングオートメーションおよびプロセス/ファクトリーオートメーション事業を中心に各国現地法人を通じてグローバル展開してまいりました。国をまたがるビジネスが拡大している中で、このたび設立した東南アジア戦略企画推進室は、それらの事業活動を戦略的に一段上のステップに引き上げることを目的に、これまで日本国内中心に展開している省エネルギーを志向する「エネルギーマネジメント」などの先端事業モデルや、今後、海外にも導入予定の主力商品/サービスを、国内事業ラインとの連携により、域内各国のお客さまへ横断的に提供させていただきます。また、IoT・AIなどを活用した当社の最新技術に基づく提案をタイムリーに展開し、域内のお客さまに付加価値を提供してまいります。さらに、エリア拡販活動の統合的推進やエリアマーケティング活動による事業/商品開発計画へのフィードバックも計画しております。
このように、同室の活動を通じて域内現地法人によるシナジーを追求し、高付加価値の製品やサービスを提供することで、お客さまのニーズに応え、東南アジアにおけるさらなる飛躍を図ります。また、地域での横断的な事業体制を強固にすることで、より的確かつスピーディーなお客さま対応を通じて、azbilグループならではの地域に根ざした事業展開を目指します。

5月には、同室に隣接して、シンガポールのみならず東南アジア域内のお客さまをはじめとするステークホルダー向けにショールームを開設する予定です。ショールームでは、azbilグループとそのケーパビリティ、主力商品やソリューションコンテンツ、東南アジアでの実績などを紹介するとともに、藤沢テクノセンターに常設しているazbil Techno Plaza*との連携により、国内での提案内容も現地で紹介を可能とするなど、日本や他のエリアとの連携によるリアルタイムプレゼンテーションやディスカッションなど、ステークホルダーの皆さまとのリモート&ダイレクトコミュニケーションを通じて、積極的なコミュニケーションを図る価値共創の場として活用します。

■「東南アジア戦略企画推進室」概要

名称 Strategic Planning & Development Office for South East Asia
所在地 NO2 INTERNATIONAL BUSINESS PARK,THE STRATEGY TOWER 1,#04-09 SINGAPORE 609930

これからも当社はazbilグループの企業理念である「人を中心としたオートメーション」の下、お客さまの「安心、快適、達成感」を実現する価値提供の取組みを、より一層グローバルに展開してまいります。

東南アジア戦略企画推進室のショールームイメージ

* azbil Techno Plaza:azbilグループの新しい取組みの紹介やお客さまとの価値共創などを目的として作られた施設

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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アズビル株式会社 経営企画部広報グループ
TEL:03-6810-1006