アズビルの2030年 温室効果ガス削減目標が「Science Based Targets (SBT)」に認定

2019年6月4日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:曽禰寛純)は、当社が設定した2030年の温室効果ガス(GHG)の排出削減目標が、パリ協定の「2℃目標」を達成する上で科学的な根拠があると認められ、国際的な環境団体「Science Based Target(以下、SBT)*1イニシアチブ*2」による認定を取得しましたので、お知らせいたします。

azbilグループは、創業から受け継がれた地球環境に貢献するという精神で、自社内の活動はもとより、 計測・制御を基盤とした製品・サービス・ソリューションをお客さまへ提供することによって、社会や 産業の発展を支えるとともに、環境負荷低減に貢献しています。

【認定された当社設定による2030年の温室効果ガス(GHG)の排出削減目標】

  • 事業活動に伴うGHG排出量(スコープ1+2) *3を30%削減する。(基準年:2013年)
  • サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3) *3を20%削減する。(基準年:2017年)

SBTの削減目標の対象が自社事業活動とサプライチェーン全体と広範囲であり、世界の企業が目指す実効性のある地球温暖化対策関連の重要な目標であると考え、当社は認定を取得しました。2030年の目標を確実に達成するため、3か年毎の目標数値を設け、azbilグループ内における省エネ施策のさらなる進化・強化に加え、太陽光発電の導入を含む再生可能エネルギーの利用比率の向上などを進めるほか、新たな施策の検討も行います。

当社は「人を中心としたオートメーション」理念の下、国連が推進するSDGsにも掲げられている世界共通の地球温暖化、気候変動の社会的課題への解決と持続可能な低炭素社会の実現に真摯に取り組んでまいります。

*1 SBT :産業革命前と比較して気温上昇を2℃未満に抑えるため、科学的根拠に基づいて設定した温室効果ガスの排出削減目標
*2 SBTイニシアチブ(SBTi) :上記の温室ガス効果ガスの排出削減目標(SBT)を達成するために、2015年にCDP(気候変動対策に関する情報開示を推進する機関投資家の連合体)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC (国連グローバル・コンパクト)が共同で設立した団体。日本でのSBT認定取得企業は約40社で(2019年3月時点) 日本企業の取組みの拡大は世界全体と比較して、より一層加速しています。
*3 スコープ1: 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
    スコープ2: 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
    スコープ3: 事業者の活動に関連する他社の排出(スコープ1、スコープ2以外の間接排出)

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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