azbilグループがSDGs目標の新たな定量的指標を決定 ~持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献~

2020年8月27日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、このたび、「azbilグループSDGs目標*1」をふまえ、新しい2つの定量的指標を決定しました。azbilグループは持続可能な社会の実現に向けて、SDGsを経営の重要な道標と位置づけ、事業と企業活動全体で取り組む4つの項目からなる「azbilグループ SDGs目標」をすでに公表しています。この目標においては、事業および人材育成・成長の観点も含めたazbil グループならではの価値創造を目指しており、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献を進めるため、新たな定量的指標を決定しました。

具体的には、

  • 事業で取り組む「環境・エネルギー」の分野で「お客さまの現場におけるCO2削減効果を340万トン/年とする」
  • 企業活動全体で取組む「健幸経営・学習する企業体」において、「azbilグループで働くことに満足している社員の比率65%以上」と「一年間で仕事を通じて成長を実感する社員の比率65%以上とする」

を掲げました。

事業を通じて取り組む「環境・エネルギー」の目標については、「お客さまの現場における温室効果ガス削減効果の更なる拡大」を狙い、「CO2削減効果を340万トン/年とする」という定量的指標を決定しました。従来から実績値として結果を報告してきましたが、今後、SDGsへの貢献を継続的に果たしていく重要な指標として、2030年度に目指すべき数値を定めました。お客さまの現場におけるCO2削減効果340万トン/年は、日本の当該年度におけるCO2総排出量*2(約10.4億トン)の約1/300相当となる規模で、2019年度実績(301万トン/年)と比較して大きな目標となっており、今後も継続して事業を通じたお客さまの現場におけるCO2削減に貢献してまいります。

CO2削減効果

また、企業活動全体を通じて取り組む「健幸経営」については、従来の心身の健康管理だけでなく、社員の「幸せ」の実現にも積極的に努める決意で2019年に「健幸宣言」を行い、総労働時間の削減や、ハラスメント撲滅などの働き方改革、多様な人材活躍推進(ダイバーシティ)等の総合的な取組みを推進してまいりました。さらに、健幸で活き活きとした「働きの場と人」を創るため、毎年実施している社員満足度調査において、「当社グループで働くことに満足している社員の比率65%以上」を定量的指標としました。また、「学習する企業体」の発展・強化については、永続的な学習による社会課題解決の基盤強化を図り、社員が働くことを通じて学習し成長し続けることができるよう、「成長を実感している社員の比率65%以上」、という指標を定めました。

azbilグループでは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念のもと、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、今回の定量的指標の決定をはじめとして、これからも具体的な取組みを進めてまいります。

*1 「azbilグループSDGs目標」

azbilグループSDGs目標

azbilグループSDGs目標

*2 日本の約束草案(2020年以降の新たな温室効果ガス排出削減目標)
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg/2020.html

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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