アズビル、CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

2022年2月18日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、国際環境非営利団体であるCDPにより、「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価である「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されましたのでお知らせいたします。これは、昨年12月の「気候変動」のAリスト認定、「水セキュリティ」におけるA-(マイナス)評価に続くものです。

サプライヤー・エンゲージメント・リーダー

「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、気候変動課題の解決に対して、企業がどのように効果的にサプライヤーと協働しているかを、ガバナンス、目標、サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3)、バリューチェーンエンゲージメントの観点から評価するものです。2021年は、このサプライチェーン全体での気候変動への取組みが優れた企業として、評価対象となったグローバル約6,300社のうち上位8%、日本企業105社を含む500社超が最高評価「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。

当社は、独自のSDGs目標※1の一つとして、2030年のサプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3)について2017年基準で20%削減する目標を掲げ、取り組んでいます。(国際的イニシアチブScience Based Targets initiative(SBTi)※2認定)
このほか気候変動への対応としては、環境統合型経営の考えの下、自社のシステム・機器を活用した省エネ施策の推進など、様々な地球温暖化対策に取り組み、同じくSBTi認定による1.5℃目標の設定や、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に沿ったガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標の開示を行っています。さらに、azbilグループならではの取組みとして、オートメーションにかかわる製品・サービス・ソリューションの提供を通じて、お客さまの現場におけるCO2 削減に取り組んでおり、2030年には年間340万トンのCO2の削減※1を目指しています。

azbilグループは「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、さらに2050年に向けては自らの事業活動に伴う温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「2050年 温室効果ガス排出削減長期ビジョン」を掲げ、その達成を目指しています。持続可能(サステイナブル)な社会の実現に「直列」に繋がる貢献を実践することで、自らの中長期的な発展、企業価値の持続的な向上に取り組んでまいります。

[CDPについて]
CDPは、企業や自治体を対象とした世界的な環境情報開示システムを運営する国際環境非営利団体。2000年に英国に設立され、110兆米ドルを超える資産を保有する590強の投資家と協働し、資本市場と企業の調達活動を介して、企業に環境情報開示、温室効果ガス排出削減、水資源保護、森林保護を働きかけている。https://www.cdp.net/ja

※1 azbilグループSDGs目標
SDGsについては、独自の4つの基本目標(Ⅰ環境・エネルギー、Ⅱ 新オートメーション、Ⅲサプライチェーン・社会的責任、Ⅳ 健幸経営・学習する企業体)と具体的なターゲット・指標を設定、その着実な実行とともに継続的な見直し・水準の向上に向けた取組みを実施しています。温室効果ガス排出量削減に関するターゲット、指標は次の通りです。
・お客さまの現場におけるCO2削減効果目標(2030年):340万トンCO2/年
・事業活動に伴うGHG排出量(スコープ1+2)55%削減(2017年基準)
 (2021年8月にSBTiによる1.5℃目標として再認定)
・サプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3)20%削減(2017年基準)
 (2019年5月にSBTi認定)
※2 Science Based Targets initiative(SBTi)
CDP、国連グローバルコンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した、企業のCO2排出量削減目標が科学的な根拠と整合したものであることを認定する国際的なイニシアチブ。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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