2050年GHG排出量実質ゼロに向け、湘南工場、秦野配送センターでの使用電力を100%再生可能エネルギーで調達

2022年5月11日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、2022年4月から秦野配送センター、5月から湘南工場において、使用電力を100%再生可能エネルギーでの調達を開始します。

2050年に温室効果ガス(GHG)排出量を実質ゼロとする「2050年 温室効果ガス排出削減長期ビジョン」に向けて、2030年に自らの事業活動に伴うGHG排出量を55%削減(2017年比)の目標を策定し、産業革命前と比較して気温上昇を1.5℃未満に抑える水準と整合した「1.5℃目標」として、Science Based Targets*1イニシアチブ*2に認定されています。目標達成に向けては、事業で各々培った省エネ技術を実証実験も含めて自社に適用強化するとともに、再生可能エネルギーの利活用も進めていきます。

このたび、再生可能エネルギーの利活用として、マザー工場である湘南工場、および秦野配送センターでの使用電力について、100%再生可能エネルギーでの調達を開始します。今回調達を開始した湘南工場、秦野配送センターでの電力使用量は、azbilグループ全体の電力使用量(2020年度実績)の19%に相当し、すでにazbilグループで導入済である再生可能エネルギーを合わせると、グループ全体での電力使用量に対する再生可能エネルギーの比率は38%となります。これにより、azbilグループのカーボンニュートラルの実現に向けて大きく前進します。

また、本拠点における再生可能エネルギーの調達が、製造におけるGHG排出削減にもつながることから、より脱炭素な製品の提供に向けた第一歩となります。これは、お客さまや社会におけるサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル実現にも貢献します。

湘南工場

湘南工場

azbilグループでは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、これからも具体的な取組みを進めてまいります。

*1 SBT :産業革命前と比較して気温上昇を2℃より十分に下回る水準に抑え、また1.5℃未満に抑えることを目指す水準と整合した、科学的根拠に基づいて設定した温室効果ガスの排出削減目標
*2 SBTイニシアチブ(SBTi):上記の温室ガス効果ガスの排出削減目標(SBT)を達成するために、2015年にCDP(気候変動対策に関する情報開示を推進する機関投資家の連合体)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)、UNGC((国連グローバル・コンパクト)が共同で設立した団体。

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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