第6回ESGファイナンス・アワード・ジャパン「環境サステナブル企業」に3年連続で選定

2025年3月21日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、環境省が主催する「第6回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の環境サステナブル企業部門において、「環境サステナブル企業」に3年連続で選定されました。

ESG_FINANCEAWARDS_2025

「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業などについて、その先進的取組み等を広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的として環境大臣が表彰するものです。
環境サステナブル企業部門では、重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」「KPI」「ガバナンス」の開示充実度が一定の基準を満たしている企業を「環境サステナブル企業」として評価・選定しています。今年は当社を含め45社が選ばれました。

azbilグループは、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献をする上で、気候変動を長期にわたり取り組む重点課題(マテリアリティ)の一つとしており、自社における温室効果ガス(GHG)排出量削減とお客さまの現場におけるCO2削減の両方に取り組んでいます。

自社におけるGHG排出量削減については、バリューチェーン全体(スコープ*11+2+3)で90%以上削減(2017年度基準)、残余排出量*2を中和することでネットゼロ達成を目指す目標を設定し、SBTi*3の「SBT*4ネットゼロ認定」を取得しています。また、事業上の機会・リスクに関する定量開示を含め、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に沿ったガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標に関する開示を行っています。さらに、お客さまの現場におけるCO2削減については、オートメーションにかかわる製品・サービス・ソリューションの提供を通じてのCO2削減に取り組んでおり、azbilグループが掲げる2030 年までのGHG排出量削減目標の達成を目指しています。
azbilグループでは、今後もこれら地球環境やエネルギー課題への取組みについて統合報告書「azbilレポート」やウェブサイトを通じて積極的に開示するとともに、地域社会の一員として多様なステークホルダーと連携し、自らの環境への取組みにも反映します。

azbilグループは「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献と持続的な成長を目指し、これからも取組みを進めてまいります。

環境省報道発表

「第6回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」受賞者の決定について」
https://www.env.go.jp/press/press_04428.html

関連ページ

azbilグループの環境への取組み
https://www.azbil.com/jp/csr/basic/environment/index.html
azbilレポート 2024
https://www.azbil.com/jp/ir/library/annual/index.html

*1 スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
  スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
  スコープ3:事業者の活動に関連する他社の排出(スコープ1、スコープ2以外の間接排出)
*2 残余排出量
  自社グループのバリューチェーン内では削減しきれない温室効果ガスの排出量
*3 SBTi (Science Based Targets Initiative)
  CDP、国連グローバルコンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した、
  企業のCO2排出量削減目標が科学的な根拠と整合したものであることを認定する国際的なイニシアチブ
*4 SBT
  産業革命前と比較して気温上昇を2℃より十分に下回る水準に抑え、また1.5℃未満に抑えることを目指す水準と整合した、
  科学的根拠に基づいて設定した温室効果ガスの排出削減目標

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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