BIMを活用した独自の社内DXで高効率化と働き方改革を推進 顧客への提供価値を最大化

2025年5月12日
アズビル株式会社

アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3 社長:山本清博)は、今後の持続的成長に向けてアズビルのビルディングオートメーション(BA)事業の業務改革を加速することをお知らせします。近年、BA事業を取り巻く建物需要は旺盛であり、業務繁忙や有資格者などの人材確保が業界の課題となっています。アズビルは市場の変化や社会動向に左右されることなく、お客さまのご要望に安定的にお応えするために、BIM*を活用した業務改革(社内DX)を進めます。

*BIM(ビム):Building Information Modelingの略。建築物に関する情報のモデリング手法

アズビルのBA事業は、開発・製造、販売、設計、施工・エンジニアリング、保守・サービス、リニューアルまでの一貫体制で、お客さまの建物のライフサイクルをサポートしています。今回の業務改革によって、それぞれのプロセスにおけるデータの一元管理と可視化、共有を実現し、業務の効率化や高度化を目指します。効率化によって生み出される時間は、建物ライフサイクルすべての過程におけるサービスをより充実いたします。


データ共有画面イメージ

データ共有画面イメージ

<アズビルのBIMを活用した業務改革(社内DX)>
  • 自動制御設計
    蓄積されたデータを基に自動で見積もり・作図。作図作業減によりお客さまへのコンサルティングをさらに充実。
  • 施工管理
    BIM図面上管理で在庫情報と連携した機器の自動手配。作業報告書の作成・送信を現場で行うことで業務短縮。
  • エンジニアリング
    設計から製造までの工程やソフトウェア作成を自動化し、作業効率化と品質向上を実現。
  • 保守・サービス
    故障履歴や点検情報の分析で精度高く故障予知、お客さまに寄り添う改善提案を実現。
  • リニューアル
    BIM図面上の点検・交換における記録や分析データを確認することで、的確な中長期のリニューアル提案を実施。

今回の業務改革は、効率化によって社員一人ひとりが本来取り組むべき業務への集中を可能とし、やりがいや自発的な能力向上をもたらす取り組みでもあります。この取り組みは当社内の事例にとどまらず、国内外のパートナー企業へ展開するとともに、ご要望に応じてお客さまに提供し、お客さまの課題解決のサポートを行うことも予定しています。

azbilグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、安定的で確かな業務遂行実現に向けて、自ら変革しながら、お客さまと社会に、そして未来へと価値を提供してまいります。


参考URL:BIM×BAでDX推進
https://www.azbil.com/jp/product/building/mirai/bim-bd/index.html

*掲載されている情報は、発表日現在のものです。

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