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きめ細かなサポートで管理品質の平準化に貢献、遠隔からお客さまの設備を見守るBOSSセンター

― ニューノーマル時代に求められ続けるビル管理サービス ―

空調制御技術で「執務・生産空間の創造」を提供するビルディングオートメーション事業。1984年10月に遠隔監視を用いたビル管理代行サービスを提供するBOSSセンターとして開設してから36年、総合ビル管理サービス「BOSS-24」の提供を通じて、昼夜を問わず遠隔から顧客ビルの状態監視や管理を行ってきました。近年の労働人口の減少による設備員不足、働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、お客さまの働き方改革を支援し、夜間の勤務体系や労働時間に左右されることがないサービスを提供します。

BOSSセンター発足から36年、アズビルが目指すスマート保安

アズビル株式会社の中核事業の一つであるビルディングオートメーション(BA)事業では、BAシステム製品やソフトウェアの開発、製造、販売から、計装設計、エンジニアリング、施工、メンテナンス、サービス*1に至るまでの一貫した体制で、オフィスビルをはじめとした様々な建物に「執務・生産空間の創造」を提供し、建物の安定運用とライフサイクルに合ったソリューションの提案・実施による資産価値の維持・向上を支援しています。

1984年10月に、遠隔からお客さまのビルの設備を監視する施設であるBOSSセンターが東京に発足。以来36年、BAサービス事業の大きな柱としてBOSSセンターを中心とした総合ビル管理サービスBOSS-24™を展開してきました。アズビルの中央監視装置が導入されているお客さまのビルとBOSSセンターを通信回線でつなぎ、昼夜を問わず遠隔からビルの設備の状態を監視しています。またサポート範囲を東日本と西日本に分け、BOSSセンターを関東と関西の2カ所に設置し、24時間365日お客さまのビルを見守っています。

従来、ビル管理に関しては、ビル管理会社の設備員がビルに常駐する形で、設備などの運用を管理してきました。アズビルが提供するサービスでは、常時設備員がビルにいなくても、遠隔からビルの運用状態を監視することができます。そのため、休日や夜間はもちろん、中小規模ビルで設備員を配置できないところでも常にBOSSセンターが監視し、警報発生時には、ビルオーナーやビル管理会社への連絡、アズビルのサービス拠点のエンジニアが現場に駆けつけて初期対応を行うといったサービスも提供しています。これにより人的負荷の軽減やビル管理の夜間無人化の対応が可能です。

お客さまの建物の価値向上を目指し、管理効率を考えたサポート

一般的な遠隔監視サービスでは、ビル内の設備に警報が発生した場合、ビル全体の一括警報として通知されるので、警報の原因特定のためには、現地へ赴き、設備各所を1点ずつ確認する必要があります。しかし、アズビルのBOSSセンターは、お客さまのビルに設置された中央監視装置と通信接続しているため、現地の中央監視装置が管理している細かな機器の情報まで遠隔から確認することができます。警報発生時には遠隔からでもダイレクトに故障の原因特定ができることから、緊急性の低い警報に対しては現地に行くことなく、遠隔で警報の復帰や対応を行うことも可能です。例えば、排水槽で満水警報が発生した場合でも、ポンプが正常に動作し排水が行われていれば、現場で緊急対応をする必要はなく、様子を見る対応が可能です。また、地震発生時には水槽内の水面の波打ちにより満水と減水の警報が繰り返される場合があります。このように警報を出している原因が特定できれば、その対処の仕方も現象に応じて変えることができるのです。アズビルでは、こうした豊富な事例からノウハウを蓄積しており、出動した場合も優先的に確認すべき項目を認識し、迅速な対応を行うことができます。

BOSSセンターでは、前述のような夜間などのビル管理代行のほかに、ビルオーナーや設備員からの問い合わせにも対応しています。BOSSセンターに連絡をいただくとお客さまの建物を担当している拠点と連携し、設備やその管理について豊富な経験と知識を持ったアズビルのエンジニアがお客さまのビルの管理をサポートします。その対応のクオリティの高さもお客さまから信頼いただいているポイントです。

近年、急速に進む日本の少子高齢化を背景に、労働人口が減少し、技術者も不足しています。高い技術や豊富なノウハウを持った技術者の確保が難しく、コストも増加している状況です。ビルの設備員の能力によって、設備運用の効率や省エネ化に大きな差が出てしまうため、ビルオーナーにとってこれらを平準化して管理することは大きな課題です。BOSSセンターによる監視体制と豊富な経験・知識を持ったアズビルのエンジニアがお客さまのビル管理を行うことで、コストを抑えビル管理の品質を向上させ、ビルオーナーや設備員は、本来、「人」でなければできない作業やマネジメントの実務に注力することができるのです。また、中央監視装置やBOSSセンターで収集・蓄積している設備の運転データを分析することで、アズビルから設備の運用改善や省エネ施策の提案も実施し、状態・警報監視だけではない、総合的なビル管理サービスを提供し、お客さまの建物の価値向上に貢献しています。

総合ビル管理サービスBOSS-24

総合ビル管理サービスBOSS-24

ニューノーマル時代にも対応、ビル管理におけるケイパビリティ

2020年は新型コロナウイルスの感染が拡大し、その影響であらゆる業種で在宅勤務という働き方に大きくシフトしてきました。ビルを管理する設備員についても、人材が不足する中で働き方の改革が求められています。遠隔からビルの設備を監視することができれば、設備員が現場にいなくてもタブレット端末などから設備や機器の状態を把握することができ、負担軽減が図れるとともに働き方の見直しも実現できます。

アズビルでは、このような総合的なビル管理のサービスを提供しているBOSSセンターのケイパビリティを実感していただくために、実際の管理状況を見学してもらう機会を設けています。さらに、同センターには実際の建物の運用を通じた知見が蓄積されていることから、ビル管理や自動制御の教育の場としても活用されています。新型コロナウイルス感染拡大状況の現在では、BOSSセンターに足を運んでいただくことなく、お客さまのオフィスからリモートで見学することにも対応*2しており、実際にどのような警報が上がり、管理されているのかなどを中心にご紹介しています。

2020年11月から東西のBOSSセンターにバックアップ拠点を開設し、自然災害などの影響で存続が困難になった場合でも確実にビルの状態を遠隔から監視できる体制を確保し、BCP*3の観点からもサービス継続可能な基盤の拡充に取り組んでいます。

今後もアズビルは、設備員不足、働き方改革や新型コロナウイルス感染拡大の影響への対応、お客さまの働き方改革などを支援し、ニューノーマル時代に求められるビル管理サービスの提供を通じて、お客さまの建物の価値向上に貢献していきます。

*1:サービス
建物・プラント・工場などにおける設備やシステムに精通したサービスエンジニアが最適運転、定期点検、保守を実施するとともに、緊急の問題に迅速に対応するだけでなく、遠隔地でのデータ収集、リモートメンテナンス、収集したデータの解析、ソリューション提案まで幅広い顧客ニーズに対応している。

*2:営業担当者からのご案内でリモート見学が可能。

*3:BCP(Business Continuity Plan)
事業継続計画。災害などが発生した際に、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画

※BOSS-24は、アズビル株式会社の商標です。

この記事は2021年02月に掲載されたものです。