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室内形CO2濃度調節器の安全対策対応について（再掲載）　～室内形CO2濃度調節器の焼損の可能性に伴う安全対策対応へのご協力のお願い～

本件は2010年より本HPに掲載してきたものの再掲載となります。

弊社が製造しました下記形番の「室内形CO2濃度調節器」（以下「対象製品」といいます）におきまして、電子部品の経年劣化により過電流が供給され、機器の焼損に至る事故が数件発生し、2010年より安全対策対応へのご協力をお願いしております。

しかしながら、本事案は電子部品の経年劣化に起因していることから、近年も安全対策が未対応の製品において焼損事案が発生しております。安全対策が未対応の製品は約470台と推定しており、火災等重大事故につながる可能性もありますので、改めて該当製品の安全対策対応に対するご協力をお知らせするものです。

【対象商品】

対象形番：CY7100A1001
販売期間：1997年6月～2007年3月

1. 焼損の発生状況等
   対象製品が焼損する可能性があり、これまでの発生状況は、製品販売開始から2025年までの28年間で8件（総出荷台数3,422台）となっております。
2. 対象製品のご確認方法
   対象製品は屋内の壁面に取り付けられ、外観は上記写真のとおりです。 弊社製品において対象製品と同じ外観の他製品（温度センサほか）がありますので、次の方法で対象製品の該否をご確認いただきますようお願い申し上げます。
   1. 建物の空調・自動制御関係図面などで上記形番の製品の有無をご確認ください。
   2. （1）の方法で確認できない場合、下図の見分け方により対象製品を判別ください。明確に判別できないときは、製品表面のカバーをドライバー等でロック解除し、カバー裏面の形番表示をご確認ください。なお、ロック解除作業は安全確保のため、必ず保守ご担当者様や保守サービス業者様にて行うようお願いいたします。

   【上記形番の室内形CO2濃度調節器の見分け方】
   製品上部にあるスリットの中を覗いた際、左側に灰色の筒型の部品（CO2センサエレメント）が見えるものが確認対象となる製品です。

   

   寸法：W72mmｘH71mmｘD39mm

   
   
3. 使用中止およびご連絡のお願い
   建物設備の所有者様、管理者様、保守サービス業者様等におかれましては、対象製品の有無をご確認いただき、安全対策対応が未実施の対象製品がございましたら、直ちに使用を中止し、下記連絡・問合せ先までご連絡をいただきますようお願い申し上げます。今後の対応の内容について協議のうえ速やかに対処させていただきます。
   また、安全対策対応済の製品につきましても、稼働期間から考えますと部品類の経年劣化などから製品故障の発生率が高まることが想定されますので、計画的な更新をご検討いただきますようお願いいたします。

皆様には大変ご迷惑とお手数をおかけしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

* 2012年4月1日、「株式会社 山武」は「アズビル株式会社」に社名を変更しました。