室内形温湿度発信器、室内形湿度発信器の安全対策対応について(再掲載) ~室内形温湿度発信器、室内形湿度発信器の焼損の可能性に伴う安全対策対応へのご協力のお願い~
本件は2010年より本HPに掲載してきたものの再掲載となります。
弊社が製造いたしました下記形番の「室内形温湿度発信器、室内形湿度発信器」において、下記販売期間の製品(以下「対象製品」といいます)について、電子部品の経年劣化に伴う過電流を原因とした機器の焼損が発生したことを受け、2010年よりヒューズ取り付けを内容とする安全対策対応(以下「安全対策対応」といいます)へのご協力を本HPにてお願いしているところであります。
2010年に本HPにて本件に関する情報を掲載して以降、これまで焼損事故の報告はございませんが、本件は経年劣化に起因するものであり、火災等重大事故につながる可能性もありますので、改めて対象製品の有無をご確認いただき対象製品がございましたら、下記連絡・問合せ先までご連絡をいただきますようお願い申し上げます。
【対象商品】
対象形番:
HY7011A1001 (室内形温湿度発信器)
HY7011B1002 (室内形温湿度発信器)
HY7012A1004 (室内形湿度発信器)
HY7012B1005 (室内形湿度発信器)
販売期間:1986年3月~2006年3月
※製品にはYAMATAKEロゴが付いています。
- 焼損の発生状況等
対象製品が焼損する可能性がありますが、これまでの発生状況は、製品販売開始から現在までの39年間で2010年の本件HP掲載前に発生した1件のみ(総出荷台数35,851台)となっております。 - 対象製品のご確認方法
対象製品は屋内の壁面に取り付けられ、外観は上記写真のとおりです。 弊社製品において対象製品と同じ外観の他製品(温度センサほか)がありますので、次の方法で対象製品の該否をご確認いただきますようお願い申し上げます。- ① 建物の空調・自動制御関係図面などで下記形番の製品の有無をご確認ください。
- (1)の方法で確認できない場合、下図の見分け方により対象製品を判別ください。明確に判別できないときは、製品表面のカバーをドライバー等でロック解除し、カバー裏面の形番表示をご確認ください。なお、ロック解除作業は安全確保のため、必ず保守ご担当者様や保守サービス業者様にて行うようお願いいたします。
【上記形番の室内形温湿度発信器、室内形湿度発信器の見分け方】
製品上部にあるスリットの中を覗いた際、右側に白色の筒型の部品(湿度センサエレメント)が見えるものが確認対象となる製品です。
寸法:W72mmxH71mmxD39mm
- ご連絡のお願い
建物設備の所有者様、管理者様および保守サービス業者様等におかれましては、対象製品の有無をご確認いただき、安全対策対応が未実施の対象製品がございましたら、下記連絡・問合せ先までご連絡をいただきますようお願い申し上げます。今後の対応の内容について協議のうえ速やかに対処させていただきます。
また、安全対策対応済の製品につきましても、稼働期間から考えますと部品類の経年劣化などから製品故障の発生率が高まることが想定されますので、計画的な更新をご検討いただきますようお願いいたします。
皆様には大変ご迷惑とお手数をおかけしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【連絡先・お問い合わせ先】
アズビル株式会社 ビルシステムカンパニーコールセンター
0120-26-1023
お問い合わせ受付時間:9:30-12:00 / 13:00-17:00
(土日、祝祭日、および年末年始、春季、夏季の弊社休業日を除く)
* 2012年4月1日、「株式会社 山武」は「アズビル株式会社」に社名を変更しました。
