横浜市との都市型ディマンドリスポンス構築に向けた協定を締結 - 脱炭素先行地域におけるグリーントランスフォーメーション(GX)推進支援 -
2025年3月19日
アズビル株式会社
アズビル株式会社(本社:千代田区丸の内2-7-3社長:山本清博)は、2024年12月、横浜市庁舎の2027年度容量市場*1参加、およびみなとみらい地区ビル群との都市型ディマンドリスポンス*2(以下DR)構築に向けた連携協定を横浜市と締結しました。
横浜市は環境省により「脱炭素先行地域」に選定されたみなとみらい地区において、地域全体でのDR実現を目指す革新的プロジェクト※を推進しています。
アズビルは本プロジェクトにおけるアグリゲーター*3に選定されています。系統全体の電力需給逼迫時に、横浜市庁舎とみなとみらい地区10施設で電力需要抑制を行うことにより、同地区全体で最大約2,000kWの創出に貢献します。それぞれの施設の特性により、節電が難しい時間帯や季節ごとの特徴を互いに補完し合いながら複数施設を適切に取りまとめ、安定した節電容量を創出します。
※横浜市は環境省からみなとみらい地区を「脱炭素先行地域」として選定されており、地域を牽引する革新的プロジェクトとして地域一体でDR実現に取り組む事業を展開。

出典:横浜市【記者発表】横浜市庁舎とみなとみらい地区のビル群が、地域一体でのデマンドレスポンスに取り組みます〈みなとみらい地区仮想発電所構想!〉
azbilグループは、環境・エネルギー事業領域の拡大によって持続可能な社会に貢献するGX事業*4の強化を経営戦略に掲げ、取り組んでいます。今回のディマンドリスポンス構築への取組みを通して得られた知見を、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する製品開発やソリューションに反映し、広範な産業分野に展開することを目指します。
■アズビルのディマンドリスポンス構築の取組み:
ディマンドリスポンスについて
https://www.azbil.com/jp/product/building/energy-management/demand-response/index.html
ディマンドリスポンスへの参加で社会貢献を(オンラインセミナー動画)
https://www.azbil.com/jp/product/building/video-seminar/dr_seminar.html
今後もazbilグループは、「人を中心としたオートメーション」のグループ理念の下、事業を通して持続可能な社会へ「直列」に繫がる貢献ができる技術とサービスをお客さまに提供してまいります。
*1 容量市場:将来の日本全体の供給力を安定的に確保するために作られた仕組み。
*2 ディマンドリスポンス(DR):需要家側エネルギーリソースの保有者もしくは第三者が、そのエネルギーリソースを制御することで、電力需要パターンを変化させること。
*3 アグリゲーター:私たち電力を使用する多くの需要家が持つエネルギーリソースを束ね、需要家と電力会社の間に立って、電力の需要と供給のバランスコントロールや、各需要家のエネルギーリソースの最大限の活用に取り組む事業者のこと。2022年4月より開始された特定卸供給事業者制度の下、アズビルは経済産業大臣へ届出し受領された特定卸供給事業者です。
*4 GX事業:azbilグループではお客さまのカーボンニュートラルへの取組みのサポートに注力しており、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入に向けたコンサルティング、最適なエネルギー管理システムの提案・導入、運用・メンテナンスをワンストップで提供し、目標達成に貢献します。
*掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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アズビル株式会社 コミュニケーション部広報グループ
TEL:03-6810-1006